Mac OSの使い方/Mac OSの基本的な操作

光学ドライブのないMacでのソフトウェアインストール(5ページ目)

iMacやMacBook Air、MacBook Pro (Retinaモデル)、Mac miniなどは光学ドライブを内蔵しないため、OSのインストールには少し特殊な方法が必要です。

Windows はDVD-ROM必須?!

Windows 7のインストール光学ドライブを使わずMacへWindowsをインストールするには、WindowsのISOイメージが必要になります。ISOイメージとはDVD-ROMを1つのファイルに変換したもので、光学ドライブを内蔵したMacがあるならば「ディスクユーティリティ」Windowsならば「ImgBurn」を使って作成できます。

一切光学ドライブのお世話になりたくないならばMicrosoft StoreよりWindows 7をダウンロード購入することで、ISOイメージの入手が可能です。プロダクトキーを持っているならISOイメージを取得する方法はほかにもいろいろありますので、ネットを検索してみてください。

Windows 7のインストールDVDからUSBドライブを作成する手順

ここでは光学ドライブ内蔵のiMacを使ってWindows 7のインストールDVDからISOイメージを作成し、そこからWindows 7 のインストール用USBドライブを作成する手順を紹介します。WindowsのインストールUSBドライブを作成すれば、光学ドライブを内蔵しないMacでもWindowsのインストールが可能になります。

【ISOイメージの作成手順】
  1. ディスクユーティリティを起動します
  2. Windows 7 のDVD-ROMをセットします
  3. ディスクユーティリティの左側にあるWindows 7のDVD-ROMをクリックし、選択状態にします(図4−1)
  4. ディスクユーティリティのメニュー「ファイル」> 「新規」>「"XXXX" からのディスクイメージ…」を実行("XXXX"はDVD-ROMのラベル名)
  5. 「イメージフォーマット:」を「DVD/CD マスター」にして「保存」をクリックします(図4−2)
  6. 保存が完了したら、出来上がったイメージの拡張子を「.cdr」から「.iso」に変更します

(図4−1)
ディスクユーティリティ

ディスクユーティリティでISOイメージを作成します


(図4−2)
DVD/CDマスターを作成

イメージフォーマットをDVD/CDマスターに変更し、保存をクリック


【ISOイメージからUSBメモリの作成手順】
  1. アプリケーション > ユーティリティにある「Boot Camp アシスタント」を起動
  2. 「続ける」をクリックして「Windows 7 インストールディスクを作成」だけをオンにした状態で「続ける」をクリック(図4−3)
  3. ISO イメージ:に先ほど作成したISO イメージをセットし、Macに8GBのUSBメモリをセットして「続ける」をクリック(図4−4)
  4. 以上でWindows 7 をインストール可能なUSBメモリが作成されます。このUSBメモリでMacを起動すればWindowsのインストールが始まります。

(図4−3)
Boot Camp アシスタント

Boot Camp アシスタントで ISOイメージからUSBドライブを作成できます


(図4−4)
ISOイメージの指定

USBメモリを接続し、ISOイメージを指定すれば、インストールUSBドライブができあがる


注意事項:Macのモデルによっては「Windows 7 インストールディスクを作成」する機能は利用できません。特に古いMacBook Airでは使えないので注意してください

【関連サイト】
アップル - サポート - Boot Camp
よくお問い合わせいただく質問(FAQ)
MacへのWindowsインストール方法と注意点(All About)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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