乗り遅れるな!「恋愛パーソナルツール」は常に進化している!
自分にも相手にもストレスフリーなコミュニケーションツールとは??
そして、約20年前「留守番電話」が普及。一人暮らしの相手でも“声を残す”ことで想いを伝えられるようになりました。「自宅に帰ったらまず何がともあれ留守電を聞く」。そんな“恋愛習慣”まで生まれました。その後、「ポケベル」が登場。名刺にポケベルの番号が書かれるようになり、気になる人を個人的に呼び出せる“パーソナル感”が恋愛シーンに大きな変化をもたらしました。
いつしか「異性に電話をかける」が“重い行為”に!?
そして、90年代中盤に登場したのが「携帯電話」。今や当たり前となった“ケータイ”ですが、当時は“好きな相手に個人的に電話できる”ということは衝撃的でした。初期のケータイにはメール機能がついてなかったので、「出逢ったばかりの相手に電話をかけること」はごく当たり前のこと。それほど特別な行為ではありませんでした。
しかし、あるモノの登場が「電話をかける」ことを“当たり前ではない”に変えてしまったのです。「携帯メール」です。携帯メールの普及により、今まで当たり前だった「電話をかける」行為が“特別な行為”あるいは時として“重い行為”という位置づけに変わってしまったのです。
もちろん、交際がスタートした後なら電話をすることは良いとされるのですが、電話が緊急な用件などを伝える手段として使われることになった今、知り合ったばかりの相手にいきなり電話をかけることはベストアクションとは言えない―――そういっても過言ではないかもしれません。(次ページ「メールよりも手軽な恋愛ツール「Facebook」を使いこなせ」に続く)