11月になったところで秋ドラマの現状を、中間まとめ以降に始まった作品を中心にまとめてみましょう。

グラフはいつもと同じく縦軸が記事を書いている時点で最新の10月26日~11月1日の視聴率(ただし『捜査地図の女』と『ドクターX』は日本シリーズによる休止のため直近のデータ)、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差です。
初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値だから、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろかったか、またはつまらなかったかを示すはずです。
視聴率グラフ

                視聴率グラフ



3強

上位はダブル本命の木村拓哉『Priceless』と『相棒』に米倉涼子主演の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』が割って入って来ました。

まずは『Priceless』。最近の木村拓哉ドラマはヒットする場合でも視聴率は初回と最終回が高い凹型で、話題性でヒットという感じでした。しかし『Priceless』は初回より二話の方が高く、初回のおもしろさが口コミで伝わっています。
『ショムニ』『HERO』などコメディを得意とする鈴木雅之らしいやや脱力系なおもしろさで、今回のヒットにより、しばらくフジテレビの木村拓哉主演ドラマはこの路線になりそう。

続いて『ドクターX ~外科医・大門未知子~』。これは脚本の中園ミホの代表作『ハケンの品格』の医者版ですね、キャッチコピーも「スーパードクターは“ハケン”の女」だし。
医師免許がない仕事、残業は「いたしません」「わたし、失敗しないので」と決めゼリフもバッチリ。院長(伊東四朗)の会食シーンで登場の謎の男は、声がどう聞いても小林稔侍。ラスボスとして登場でしょうか、今後の展開も期待できます。

3強の最後は『相棒』。初回からの下落率は大きいですが、これは裏が日本シリーズ第4戦、無得点のまま延長にもつれ込む、もっとも盛り上がった試合だったため。これはしょうがないですね。それまでは安定しています。

テレビ朝日は、この『ドクターX』『相棒』以外の『捜査地図の女』『匿名探偵』も合格といえるポジション、好調です。

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