老後の生活に必要な準備資金簡易計算

あなたのご家庭の老後の必要準備資金を計算してみよう!

あなたのご家庭の老後の必要準備資金を計算してみよう!

あるご家庭で、以下のように想定して計算してみます。
夫(35歳):65歳定年、退職金2500万円、妻(35歳):専業主婦
予想年金額260万円(夫婦合計)、老後の生活費年額360万円(月額30万円)
生活費以外に支出を予定する金額として、住宅リフォームや予備費など1500万円
老後生きると考える年数を20年(夫が85歳まで)

●リタイア時の老後に必要な準備資金
=( 360万円 - 260万円 )×20年間 + 1500万円 - 2500万円
= 1000万円

■年金額の見込みを大雑把に計算する方法
老後に必要な準備資金の簡易計算では、将来の年金額の見込みを求めなければなりません。ここでは、サラリーマンの年金額を簡易に求める方法を紹介します。あくまでも目安の年金額なので、注意が必要です。

サラリーマンが加入する厚生年金は、基礎年金部分と報酬比例部分に分かれます。

●基礎年金部分
2万円 × 厚生年金加入年数(退職までの見込み勤務年数:上限40年)

※学生時代に国民年金に加入し、保険料を納めている場合は、その期間を含みます)
※平成24年度の正確な金額は78万6500円です

●報酬比例部分(年金博士:北村庄吾式)
5500円 × サラリーマン時代の平均年収の百の位(500万円の場合は5)×勤務年数

サラリーマン時代の平均年収は38歳前後の年収になることが多いので、38歳時点の年収を使用します。わからない場合は、会社の従業員の平均年収などを調べてみるのもよいでしょう。

年金額は夫婦個別に計算し、合算します。現在専業主婦の妻も、過去に働いた期間がある場合は、働いた期間の平均年収と働いた期間を用いて、報酬比例部分の計算を行います。

※実際に報酬比例部分の計算する場合は、生年月日によって乗率が異なります。また、年収が同じ場合でもボーナスの割合によって年金額が異なるケースが生じますので、大雑把な見込み計算ということでご理解ください。正しい年金額の計算は、年金事務所、年金相談センター等にお問合せください。

■老後の生活費はいくら?
老後の生活費は、ライフスタイルや生活環境によって人それぞれ異なります。老後の暮らしを具体的にイメージして毎月の生活を見積もるのが良いのですが、なかなか老後の暮らしは想像しにくいものです。そこで、老後の生活費として3つの金額がよく使われます。
●ゆとりある老後の生活:36万6000円
※生命保険文化センター「平成22年度生活保障に関する調査」
●老後の最低日常生活費:22万3000円
※生命保険文化センター「平成22年度生活保障に関する調査」
●高齢夫婦無職世帯の平均的な家計支出:26万5000円
※総務省「家計調査」(平成23年平均速報)

なお、一般的な年金暮らしの夫婦のみの世帯では、収入から支出を引いた、1ヶ月の赤字額は約6万円、年間で72万円です。

■何歳まで生きると仮定すると安心?
平成23年の簡易生命表によると、平均寿命は男性79.44歳、女性85.90歳となっています。これは、あくまでも平成23年に生まれた新生児の平均寿命です。同簡易生命表によると、65歳時点の平均余命は男性18.69年、女性23.66年となっています。つまり、男性は85歳、女性は90歳ぐらいまでは平均的に長生きできると考えられます。さらに、これは平均なので、健康な人であれば、もっと長生きできるという計算になります。

>>計算された老後に必要な資金をどう準備する?