場所は銀座のど真ん中、ブランドビルの立ち並ぶエリアです。女性にとっては治療だけではなく様々な目的で来る場所ですから、本当に便利なところです。
クリニックのロゴ看板です。
ブログを読んでいて生真面目な先生なのだなあと感じておりましたが、ご本人とお話ししてやはり真面目で誠実な感じなので、ブログというのは本当にその雰囲気がよく分かるメディアだと理解できました。
それではインタビュー内容をお伝え致しましょう!
いつも初めての取材の時に聞いているのですが、
先生が生殖医療に関わるきっかけについて教えてください。
私は福島医大の出身なのですが、大学5年生の時に様々な診療科の実習を行いました。そして最初に行ったのが産婦人科でした。その当時の福島医大は不妊分野のトップレベルを誇っていました。日本において最も早くICSI(顕微授精)の成功例を出し、全国から多くのドクターが見学に集まっていました。受付です。
そんな状況を見ていて、地方の大学なのにすごいなあと感心していました。その後、他の診療科を見て回りましたが、やはり産婦人科の生殖医療に心を奪われました。
ICSIのベルギーでの成功例が1992年、福島医大で1994年に成功していますから、まさにその時期に私がそこにいたわけです。それを見て興奮したのは当然といえば当然ですよね。
なぜ銀座という場所に開業されたのかを教えて頂けますか?
不妊治療の場合、多い時は月に10回ぐらい通う場合があるので駅からのアクセスがよく、便利で多くの路線がある場所が良いと思っていました。患者さんの立場になって、ストレスなく通える場所と考えた結果、銀座にしました。
それから、治療だけではなく、場所的に楽しい気分で来られる場所、女性がワクワクする場所という意味でも銀座はベストだと考えました。
待合室です。
よって、当院の患者さんはOLの方がメインなので仕事帰りにも寄って頂けるよう、受付も18:30まで開いています。
治療についてのこだわりについてお話し頂けますか?
もちろん、培養技術や生殖医療の技術は世界最高水準のレベルに達していることは当たり前だと思います。その上で、患者さんにどんな医療を提供出来るのかを考えるべきだと思っています。今の不妊治療の問題点を挙げると、
1) 治療のストレス度が高い
2) 待ち時間が長い
3) 診察するドクターが毎回変わる
4) 説明が短い
5) 人を人として扱っていないクリニックが多い
6) プライバシーへの配慮が足りない
という現状があります。そんな状況を変えられるようなクリニックにしたいと思いました。
当院では完全予約制の導入とゆっくりとお話を聞いてあげられるプライバシー環境、カウンセリングやフォローもきちんと行えるような体制を整えたいと思っています。