PDF作成・編集・変換/PDF関連情報

PDFファイルを自由自在に編集できるアドビ Acrobat

PDFの本家、アドビからAdobe Acrobatの最新バージョンのAdobe Acrobatが登場しました。ビジネスでPDFを積極的に活用している企業には、注目の製品です。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

本家のPDFファイル作成・編集ソフトがパワーアップ

PDFファイルを作成・編集する製品は、フリーソフトも含めて数多くありますが、本家といったらアドビ社のAcrobat(アクロバット)です。

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※2016年3月編集部追記
本記事は2012年に作成したものですが、その後アドビ社は2015年4月から、Acrobatの最新版である「Adobe Acrobat DC」を提供しています。前バージョンからはインターフェイスも大幅に変更され、「Adobe Document Cloud」というクラウドサービスとも連携します。

最新版の「Adobe Acrobat DC」については「PDFファイル編集ソフト Adobe Acrobat DC レビュー」をご覧ください。

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2012年10月1日、そのAcrobatの最新バージョンであるAcrobat XIが発表されました。製品ラインアップは次の2つで、発売は10月26日となっています。
  • Acrobat XI Standard …… 3万6540円(Windows版)
  • Acrobat XI Pro …… 5万7540円(Windows版、Mac版)
また、製品のリリースに合わせて、PDFファイルを表示する無料ビューアであるAdobe Reader XI もリリースされています。

価格からも分かるように、けっして安い製品ではありません。一般ユーザー向けというよりは、ビジネスでPDFファイルを扱う企業向けの製品です。

今回、アドビさんからAcrobat XI Proをお借りできましたので、新機能を中心にレビューします。なお、Proの方が機能は多いのですが、専門的なものが多いので、Standardでも共通に利用できる機能を中心に取り上げました。

Acrobat XI。PDFファイルの本家であるアドビがリリースした、PDFファイル作成・編集ソフトの最新バージョンです

Acrobat XI。PDFファイルの本家であるアドビがリリースした、PDFファイル作成・編集ソフトの最新バージョンです


Acrobat XIのすごいところは、編集機能が強力なことです。また、ファイルの変換機能も強力です。論より証拠。ここでは、次のような処理を試してみました。

オールアバウトのトップページ(HTMLファイル)をPDFファイルに変換する

変換したPDFファイルを編集する

編集したPDFファイルをWordファイルに変換する

オールアバウトのページも簡単にPDFファイルに変換

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