映画監督ウィリアム・ワイラー
■ウィリアム・ワイラー作品のオススメ:- 『ローマの休日』
- 『ミニヴァー夫人』
- 『我等の生涯の最良の年』
- 『大いなる西部』
- 『ベン・ハー』
- 『嵐ヶ丘』
- 『女相続人』
- 『噂の二人』
- 『探偵物語』
- 『必死の逃亡者』
- 『黒蘭の女』
- 『おしゃれ泥棒』
- 『ファニー・ガール』
■ウィリアム・ワイラー監督を好きな理由:
映画監督はA・ヒッチコックが好例ですが、自分の得意な分野を次々と作っていくのか普通です。ウィリアム・ワイラーのはどれも楽しめます。
レンタルDVD屋さんで何を借りようか迷ったときは、彼の作品を借りるのが無難かもしれません。
■『ベン・ハー』作品概要:
ジュダ・ベン・ハーはユダヤ人で地元の名士、その地に親友のローマ人メッサラが司令官として赴任しました。再会を喜んだ二人ですが、メッサラはユダヤ人の危険分子を密告するようベン・ハーに命令します。同胞を裏切ることはできません。二人の関係はギクシャクしてきます。
些細な事件が起きて(屋根の瓦が落ちただけ)ベン・ハーはガレー船送りとなり、母と妹は牢屋に入れられます。
運命の悪戯でしょう、様々な出来事が起こって、彼は奴隷という身分からローマ軍の司令官アリウスの養子になります。
メッサラと再会し、戦車レースで復讐を遂げます。メッサラは死に際に母と妹がレプラ(難病)の谷で生きていることを彼に告げます。
谷から母妹を救い出した彼は、エスターと4人である宗教家の処刑に立ち会います。その宗教家はなんと、ベン・ハーが絶望に陥りもう死にたいと思った時に一杯の水を与え、生きる希望を取り戻してくれた人でした。
彼は処刑され稲妻が炸裂、大雨が全ての人間の罪を洗い流しました。奇跡が起こり母妹のレプラも治りました。
■『ベン・ハー』主なキャスト:
- ジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)
- メッサラ(スティーブン・ボイド)
- クィンタス・アリウス将軍(ジャック・ホーキンス)
- エスター(ハイヤ・ハラリート)使用人の娘、ベン・ハーに好意を持っている
- ベン・ハーの母(マーサ・スコット)
■『ベン・ハー』の好きなシーンやオススメの理由:
何といっても戦車レース、圧巻です。このシーンはワイラーではなく、確かA・マートン演出の覚えです。