秘境、ブータンへの旅
インドと中国に挟まれた南アジアの小さな王国、ブータン。ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王が王妃様と供に来日されたのをきっかけに、日本でも注目を浴びるようになりました。2008年に絶対君主制から立憲君主制への移行があり、民主化の波が押し寄せている最中ですが、近代化の速度をコントロールしつつ自然や文化を守るという国の姿勢、国民総幸福度(GNH)を重視した国造り、に世界が注目しています。
さて、ブータンに対して多くの方が抱いているイメージは? 「自然がいっぱい」「素朴な国民性」「自給自足生活」……。良く言えば「俗化せず、自然と対話しながら人間本来の生き方を実践している貴重な国」、悪く言えば「何も無くて不便」!? そんなブータンも、リゾートホテルのデスティネーションとしては、「秘境」として売り出す世界有数のロケーションのひとつなのだそう! 例えば高級リソートホテルを世界展開しているアマングループなどが、ずいぶん前からブータンに進出しています。