壁が自由に動かせたら、すごく便利だと思いませんか?自分で移動できる間仕切り収納を使ってリフォームすれば、普段はひろびろ、いざという時は個室にできるなど、自由な間取りで暮らせます。もちろん子供部屋にもOK。部屋を何通りにも使える、可動間仕切り家具の上手な使い方をご紹介します。

自分で動かせる可動式の間仕切り収納なら、自由に間取りが変えられる

長く暮らしている間に、家族の人数が変わったり、新しい趣味ができたり、生活スタイルが変われば家の形も変えたいもの。でも間取りを変えるリフォームはどうしても大掛かりになり、結局不便なまま我慢して暮らしているという家も多いのではないでしょうか。

広々リビング

可動式の間仕切り収納を壁につければリビングはひろびろ。


し切ったリビング

いざという時はキッチンを目隠し。女性でも簡単に移動できる造作家具の事例。間取りも視線も自由自在。


壁をいったん作ってしまうと、壊すのに手間と費用が掛かります。工事中は大きな音がしたり、ホコリが飛び散ったりしますので、住んでいる人に負担も掛かります。

そこで暮らしを格段に便利に快適にしてくれるのが、自分で動かせる可動式の間仕切り収納です。リフォーム無しで間仕切りを移動することができるので、今だけココに壁が欲しい、後々は外したい、来客があるので今日だけ目隠しがしたいなど、生活スタイルの変化はもちろん、その時々の生活シーンに合わせて間取りを変えることができるようになります。

可動間仕切り家具は、床と天井でシッカリ支えるので地震にも強い

上の写真の動く間仕切り収納は、可動間仕切り家具と呼ばれるもので、底板に移動用のハンドルがついていて、ハンドルを回すとストッパーが緩んで移動でき、留める時は床と天井でしっかり支えるので地震にも強い構造になっています。

調高

ハンドルを回して移動する。留める時は、床と天井でしっかり支えるので地震にも強い。


家具を移動する

女性でも移動可能。軽い物なら中身が入ったままでOK。造作家具は収納力が高いのも特徴。


女性でも移動可能で、軽い物なら中身が入ったままでも大丈夫です。家のサイズに合わせて製作する造作家具なので、余分な空間ができず、収納力が高いのも魅力です。

可動間仕切り家具を選ぶ際には、いくら簡単に動くと言っても、動いて欲しくない時に動かない構造になっているか、また中の棚の作りが生活スタイルの変化にあわせてフレキシブルに移動できるかなどもチェックしておきましょう。

壁で部屋を細かく区切ってしまうと、生活スタイルの変化に対応できず、使い難い部屋になってしまうことも多いのですが、このような可動間仕切り家具を壁の代わりに取り付けリフォームしておけば、収納を確保したまま、間取りを自在に操ることができるようになります。

それでは次に、可動間仕切り家具を、寝室、リビング、子供部屋で上手に使うアイデアをご紹介します。

付かず離れず、可動式の間仕切り収納のリフォームで大人の寝室に

いつもべったり一緒でもなく、かと言って離れ離れでもなく。大人の夫婦の寝室は付かず離れずのストレスフリーな空間でありたいものです。そこでワンルームの寝室に、可動式の間仕切り収納を取り付けるリフォームをすれば、収納が充実して片付けがしやすくなるのはもちろん、空間の繋がり方も自在にコントロールできます。

フレキシブルな寝室

寝室の間仕切りに可動式の間仕切り収納を造作家具で設置した事例。その日の気分に合わせて壁に付けたり、間仕切りにしたり、空間の繋がり方を変えることができる。


子供が独立して部屋があいたら、壁を取り払って大きなワンルームにして、間に可動間仕切り収納を取り付けリフォームするのもいいですね。部屋はできるだけフレキシブルに使えるよう、大きな空間を確保しておくと、後々の生活スタイルの変化に対応しやすくなります。

間仕切り家具

マンションの寝室に可動式の間仕切り収納を取り付けた事例。ウォークスルーで2部屋に分けたり、壁面に付けてワンルームにしたり間取りは自由自在。


普段はひろびろリビング、でも目隠ししたり書斎を作ったりもしたい

普段はひろびろと使いたいけれど、お客様がくる時はキッチンやダイニングを隠したい、たまには1人だけの居場所が欲しい、趣味のコーナーが欲しいというような時も、可動式の間仕切り収納を、壁の代わりに取り付けリフォームしておけば、部屋が何通りにも使えます。

プラン

リビングとベッドルーム、リビングと書斎コーナーなど置き方の工夫で、空間が何通りにも使える。


将来は個室を作りたいけれど、今はひろびろ使いたいなど、年を重ねるに従って欲しい間取りは変化します。間仕切りが自由に動けばそんな変化にも柔軟に対応できるようになり、後々ラクに暮らせます。

リフォーム不要、成長にあわせて子供部屋の間取りを自分で変える

可動式の間仕切り収納を使えば、子ども部屋を2つに分けたり、1つに戻したりが簡単にできるようになります。

小さなうちは収納は壁に付けて2人でひろびろとしたワンルームで使い、少し大きくなってきたら半分だけ間仕切ってお互いが行き来できるように。そして思春期を迎えたらプライバシーを尊重してそれぞれ完全な個室にする。というように、成長に合わせて子ども部屋の間取りを自分で簡単に変えられるようになります。

ふた部屋に分ける

小さなうちはお互いが行き来できるように。大きくなったらそれぞれの個室に簡単に変わる。(このページの家具は全てセフィット可動間仕切り収納


子ども部屋の家具については、6畳を2人で使うために、3畳分に机・ベッド・収納を組み込んだ造作家具のリフォーム事例を下記でご紹介していますのであわせてご覧下さい。
生活スタイルの変化に合わせて間取りを変えることができれば、リフォームしないでも、自分で間取りを変えて、便利に快適に暮らし続けることができるようになります。引き戸やパネルタイプのパーテーションで、簡単な間仕切りを作るリフォームのアイデアは下記でご紹介しています。
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