台北/台北のホテル

W台北ホテル(ダブリュー・タイペイ)

今台北で一番スタイリッシュなホテルと言えば、信義区にあるW(ダブリュー)台北です。その魅力はまさにプライスレス。ガイドブックからは見えてこない、W台北の魅力をご紹介しましょう。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

ここに泊まることがスタイリッシュな旅の証、W台北

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台北で一番都会的なエリアにあるW台北

今台北で一番スタイリッシュなホテルと言えば、信義区にあるW(ダブリュー)台北。Wという名前の由来はWhatever/Whenever、つまり お望みの物をお望みの時にという経営理念からきています。Whatever/Wheneverサービスと呼ばれるシステムもあり、ヘリコプターで観光したいとか、風水の先生にプライベートセッションしてほしいとか、大きなバラの花束とバースデーケーキを用意してほしい、なんてことまで……それが違法でない限り、リクエストを何でも叶えてくれる夢のようなホテル。一口では語りつくせない、W台北の魅力をご紹介しましょう。

エントランスに大きなチェーンがある理由とは?

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高級ホテルに大きなチェーンがある理由とは?

W台北の楽しさを象徴しているオブジェが、エントランスの外側にある、大きなチェーンがW台北の建物を地表に繋いでいるかのように見えるアート。W台北がその熱いエナジーで飛んでいかないように地球に繋ぎとめているんです。そう、まさにこのW台北は情熱で溢れ、大きなチェーンでしっかり繋いでおかなければ浮き上がってしまいそうなくらいホット!

こういった前衛的なデザインがあるかと思えば、フレンドリーさを醸し出すために、木材やムートンといった温かみのある素材をロビーやフロントなどのパブリックスペースで使用するところにW台北のこだわりを感じます。

室内は、いごこちの良さを追求した温みのある雰囲気

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個性豊かなデザイン家具をばらばらに集めたようなMIX感あふれる客室

それでは室内をご紹介しましょう。COOLなデザインや華やかな紫色を多用するロビーやラウンジとは対照的に、客室は温かみのある色がメインです。

高級ホテルというと、ちょっと高級感のある素材…たとえばマホガニーとか彫刻が施された椅子とかを使うことが多いのに、W台北はどちらかというと北欧っぽいデザイン。例えばワンダフルルームでは絨毯に花のデザインを使ったり、木目のある家具が置かれていて、とても寛げます。

そしてワンダフルルームは窓に近いほうから木、絨毯、大理石と3種類の床材が使われているんです。そうすることでベランダ、リビング、エントランスと、1部屋だけどまるで3つの部屋があるかのように感じる仕掛け。ささやかなことですが、ホテルの部屋というよりは我が家のように感じられるための工夫です。

 

プールサイドのパーティーで、W台北の熱い夜を満喫

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スタッフおすすめのカクテルは、ライムの香りがさわやかなグリーンティ・モヒート(380台湾元)

ホテルの売店と言えば、台湾みやげやホテルメイドのチョコレートが並ぶのが一般的ですが、W台北は違います。ストアーと呼ばれるホテルショップでは、ファッション誌に紹介されているようなスタイリッシュな雑貨だけでなく、パーティードレスまであるんです!

さすがW台北はパーティー・ホテル。アレキサンダー・ワンをはじめとした美しいドレスまで揃うとは、見事な演出です。プールサイドで行われる華やかなパーティーに行きたくなったら、ここでドレスの調達も可能というわけ。賑やかに行われるパーティーは毎週開催(曜日未定)。フロントでチケット(800台湾元・約2,400円程度)を購入すれば誰でも参加できます。

パーティーは夜19時からはじまるものの、この時間ではまだまだ人はまばら。ピーク時には200~250人くらい集まるので、20時すぎくらいを目指して入場するといいかもしれません(23時終了)。とにかくものすごく盛り上がるので、台北の夜の思い出づくりにおすすめです。

ストアーのスタッフは全員、観光情報を入れたiphoneを所持しており、北京ダックのおいしい店は?といった質問にもinstagramの画像で案内できるようになっています。

レストランも美味しいから、朝から晩まで快適ホテルライフ

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朝からカップケーキの可愛さにメロメロ!

最上階の中華料理、紫艶(YEN)では、夜景を眺めながら創作広東料理を楽しむことが出来ます。Jereme Leung氏のヌーベルキュイジーヌチャイニーズは、一皿一皿が丁寧に作られた逸品。特に香ばしくあぶった焼豚は絶対にはずせないメニューです。

紫艶(YEN)では、アフタヌーンティーもあります。台北101ビルの形をした紫とピンクのタワーに入ったアフタヌーンティーセットには、中華菓子をメインにしたスイーツと点心がおさめられています。

窓の外に台北101が見える素敵な空間でのティータイム。なかなかリッチな雰囲気なのにお値段は1,800台湾元(約5,000円・2人分)+税10%と、高級ホテルながらも手の届く価格。週末は満席になるので、予約をお忘れなく。

朝食は、黄色と白がテーマカラーのThe Kitchen Tableで。可愛いケーキやアイスクリームがまるでスイーツバイキングのようにならび、朝からハッピーな気分になれます。

ホテル周辺は、台北の流行最先端の信義区

信義区と言えば、台北101、三越デパート、阪急デパート、VELLAVITAなど、都会的な施設が目白押しの便利な立地。W台北に宿泊したら、もはやホテルは寝るためだけの施設ではありません。人生を楽しむようにホテルライフを楽しめたら、旅の楽しさがぐんと変わるはず! あまりにも楽しすぎて帰りたくなくなるかもしれないくらい、華やかで甘い滞在が叶うホテルです。

<DATA>
W台北(ダブリュー・タイペイ)
住所:台北市忠孝東路5段10号
アクセス:MRT市政府駅2番出口すぐ
TEL:(02)7703-8888
料金:8,900台湾元(約25,000円)~

※1台湾元=2.8円で計算しています(2012.10)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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