手紙の書き方・文例/敬語の使い方

60%の人が誤答した言葉とは?

間違えやすい言葉や慣用句の中には、若い人ばかりでなく、全ての年代で誤用率が上回っているという言葉もあるようです。会話や手紙の中で、日ごろ何気なく使う言葉も再確認しましょう。

井上 明美

執筆者:井上 明美

手紙の書き方ガイド

60%の人が誤答した言葉とは?

60%の人が誤答していた言葉とは?

的外れなことを言ってしまい、失笑を買うなどということのないように、正しいと思い込んでいるかもしれないこんな言葉にも注意しましょう!

こらえ切れず吹き出して笑うという意味の「失笑する」を、「笑いも出ないくらいあきれる」と誤答した人が60%ということが、先日、文化庁の『平成23年度国語に関する世論調査』で分かりました。ほかにも、慣用句や言葉の意味の間違いや読み間違いなどの調査結果が出ていますが、どれだけ正しく理解できているでしょうか? まずはこの世論調査の中から、間違いやすいものを3問挙げてみます。

 

AとB、どちらが正しいでしょうか?

問1:うがった見方をするの意味は?
A:物事の本質を捉えた見方をする 
B:疑って掛かるような見方をする

問2:にやける(例文:彼はいつもにやけている)の意味は?
A:なよなよとしている  
B:薄笑いを浮かべている

問3:「本心でない上辺だけの巧みな言葉」をなんと言う?
A:口先三寸   
B:舌先三寸

答えと正答率を次のページでご紹介します >>

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