新しい地域の子育てスポットとして今後も注目!
完全な非営利事業ではないので区役所などにチラシはおけない。「それなら一緒に配るよ」と申し出てくれたママたち
ちなみによんこまは「地域社会雇用創造事業」支援対象事業に認定されており(といっても支援金はコンペ賞金の50万円のみ)、いわゆるコミュニティビジネスのひとつ。リーズナブルな価格でサービスを提供し、その収入で店舗を維持しながら、障がいのある方の雇用を促進。よんこまでは週に数回、知的障がいを持つまいまいさんが働いています。ビジネスではあるものの、社会活動と経済活動をバランスよく両立させているのが特長なのです。
入るとすぐに日芸の学生が描いた絵が出迎えてくれる
そうした事情をお客さんも理解しているせいか、運営に協力的な人が多いのだとか。たとえば、宣伝のチラシ配りを一緒にしてくれたり、Facebookページを作成してくれたり、お客というより1ファンとして、この場所を大切にしていきたいという思いがあるよう。「お客さんに恵まれ、支えられている」とうえきさんもしみじみ語っていました。そんな地道なチラシ配りや口コミが功を奏し、最近では店は連日満員のにぎわいぶり。行くときは事前予約がオススメです。
漫画好きはもちろん、育児の息抜きスポットを求めていたすべてのママに行ってほしい新感覚スポット「よんこま」。通える時期が限られているので、ぜひ早めにチェックしてみてくださいね。いずれはこうした場所が日本全国に広がっていくことを期待したいです!
■練馬ママ漫画ルーム「よんこま」
住所:東京都練馬区桜台4-21-3 1F
電話:080-6550-4646(※営業時間帯のみ)
アクセス:西武池袋線練馬駅から徒歩4分(地図)
営業:火~金10:30~15:30、土日祝&月休み
サイト:練馬ママ漫画ルーム「よんこま」、Twitter(@yonkoma)、Facebookページ