リニューアルする東京ステーションホテルのスイーツ
2012年10月3日(水)に東京ステーションホテルがリニューアルオープン。JR東京駅丸の内南口から出て、北側約40m先にエントランスがあり、また丸の内南口を出て直ぐにはサブエントランスもあります。改札を出て、すぐにホテルという素晴らしい立地の「エキチカ ホテル」と言えます。
東京ステーションホテルの歴史
1914年に創建し、国内外の来賓をもてなすホテルとして1915年11月2日に開業。ヨーロッパスタイルのホテルとして明治時代の建築家「辰野金吾」氏により設計された、イギリス建築様式を用いた鉄骨煉瓦作りです。
関東大震災にも建固な作りから倒壊を免れたものの、1945年の空襲により東京駅の3Fと屋根等を消失し、ホテルは休館。
その後再建され、1951年にホテル営業再開。2003年には東京駅丸の内駅舎が国の重要文化財に指定されました。
東京駅を取り壊し高層のビルを建てるという案も過去にはあったそうですが、こうした文化財が守られて修復という形でのリニューアルオープンは、歴史的建造物が守られたという意味をもちます。
リニューアル後も文化、伝統を重んじた歴史的建造物を生かした空間が魅力のホテルとしてオープンします。
TORAYA TOKYO壁面の赤レンガには空襲で焼かれた、躯体の一部の木片が炭になって残っている。
まずは、次のページでヨーロピアンスタイルの空間で優雅なティータイムを楽しめる、ロビーラウンジをご紹介しましょう。