注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

帰りたくなる家をつくる(2ページ目)

学校や勤務先でイヤなこと、つらいことがあっても、ホッとできる家があれば心が安らぐものです。心が安らぐ大きな理由は、家族がいたり慣れ親しんだ空間に身を置くことなどさまざまあるでしょう。帰りたくなる家、ホッとする家をつくるには「共感覚」がポイントです。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


ツルツルとザラザラを上手く組み合わせする

何となく工業化寸法やツルツルした素材は無機的で安っぽく、ヒューマンスケールがあってザラザラした素材は有機的で高そうなイメージがあります。

誰もが居心地の良い空間を求め、かつコストは安く抑えたいものです。主要な空間に優先順位をつけて素材の使い分けをして、コストコントロールすることで費用のバランスを図ることです。


ホッとさせる素材とデザインの例

ホッとさせる空間は空間に余白すら感じさせてくれます。
設計:佐川旭建築研究所

設計:佐川旭建築研究所


ガイド佐川のワンポイントアドバイス

帰りたくなる家、ホッとする家はやや概念的で定義付けは難しいところがあります。
言えることは家族の想いはもちろん家族のスピリットや手作り感があり日常生活において何らかの形で影響を与えてくれるものが隠されていることです。これら仕掛けされた空間が時を重ねながら共感覚を育てていずれ帰りたくなる家になっていくのでしょう。



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