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失敗しないで淹れられる! 初心者向け緑茶ベスト5

「緑茶って良い印象はあるけれど、選び方がよくわからなくて」という方に、初心者向けおすすめ緑茶ベスト5をご紹介します。最初は、温度や抽出時間にとらわれずに美味しく味の出る茶葉を見つけることからはじめて、急須で淹れることに慣れてきたら、自分のお気に入りの味に出逢うためにいろいろ試す「お茶選びの旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

市川 雅恵

執筆者:市川 雅恵

お茶/日本茶ガイド

緑茶

少しのこだわりで大きな贅沢気分を味わえる緑茶。あなたのお好みの緑茶は?

茶の歴史のはじまりは、「解毒の薬」です。それが日本に伝わったのは平安時代。日本独自の生産法や製造法が生まれ、茶道という日本文化が途中で生まれつつ、現代まで飲み継がれてきました。

現代社会ではペットボトル緑茶が主流となり、急須を使って茶葉から淹れる人が少なくなりましたが、あたたかな緑茶から感じられる「うまみ」と「アロマ(香り)」は心身の癒し効果抜群です。

「緑茶って良い印象はあるけれど、選び方がよくわからなくて」という方に、初心者向けおすすめ緑茶ベスト5をご紹介します。最初は、温度や抽出時間にとらわれずに美味しく味の出る茶葉を見つけることからはじめて、急須で淹れることに慣れてきたら、自分のお気に入りの味に出逢うためにいろいろ試す「お茶選びの旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

1.うおがし銘茶「こんにち葉」45g¥525

火入れに特徴のあるうおがし銘茶さんの煎茶は、ひとくち飲んだときの「美味しい!」を実感できます。

高めの温度で淹れてもおいしく飲めますので、ティファール使用世代にも淹れやすい日常向きのお茶。45gという少量サイズでの販売も嬉しい。銀座にアンテナショップがあり、1階カウンターで試飲してから購入できます。2階のカフェスペースでは、おいしい煎茶とお菓子が500円でいただけます。

■うおがし銘茶アンテナショップ(銀座)
http://www.uogashi-meicha.co.jp/


■商品ページ
https://www.uogashi-meicha.co.jp/onlineshop/index.php?main_page=product_info&products_id=84

■うおがし銘茶ホームページ
http://www.uogashi-meicha.co.jp/

2.三国屋善五郎「式部の香り」100g¥1050

フレーバーティーの印象が強い三国屋善五郎さんですが、もともとは福井県の緑茶問屋ですので、そのクオリティには安心感があります。「式部の香り」は深蒸し茶といって、通常の煎茶よりも蒸し時間を長くして製造される煎茶。

深蒸し茶の茶葉の形状は細かいのでアミ付の急須を使用してください。短い時間(約10~20秒)でもしっかりと味が出るので、初心者でも失敗しません。淹れたときのお茶の色はとても濃いですが、味わいは、渋みが少なくまろやか。和菓子はもちろん、クリーム系の甘いスイーツにもマッチします。

■商品ページ
http://www.mikuniyazengoro.com/fs/zen3928/shikibu/41203101

■三国屋善五郎ホームページ
http://www.mikuniyazengoro.com/

3.柳桜園茶舗「かりがねほうじ茶 香悦」96g¥1050

京都の老舗、柳桜園茶舗さんの香り高いほうじ茶。お茶の茎の部分を焙じており、香ばしさと甘み、さっぱりしたあと味がたまりません。

ほうじ茶は熱湯で淹れることで、より香りが引き立ちます。食のセレクトショップDEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)の一部店舗でも取扱いあり。

■商品ページ
http://shop.kyotodays.jp/fs/kyotoseikatsu/020/k020003
「京都生活」のオンラインショップでも購入できます。

4.真茶園 「深むしトロリ出るお茶」100g¥1050

静岡の製茶問屋さん直営店のお煎茶。こちらのお店のオリジナルの抹茶どらやきも美味です。「深むしトロリ出るお茶」は、蒸しの強い深蒸し茶で、まったりとしたコクとお茶のもつ甘みが感じられます。牧の原台地産、やぶきた品種、深蒸し製法、と静岡の王道の煎茶。静岡茶らしい味わいが堪能できます。

茶葉の形状は細かいので、必ずアミ付の急須を使用してください。一般的な煎茶より濃く出るため、比較的水や温度を選ばず、おいしくいれられるので初心者でも安心。

■商品ページ
http://www.shinchaen.com/?pid=1110847

■真茶園ホームページ
http://www.shinchaen.com/

5.一保堂「煎茶 薫風(くんぷう)一回分袋」使い切り10g ¥368

京都の老舗、宇治製法の銘茶を扱っています。静岡の深蒸し煎茶が「濃くまろやか」であるならば京都の宇治煎茶は「はんなり上品」といった印象でしょうか。あっさりした味わいのほうがお好きな方には宇治茶をおすすめします。

湯の温度は80℃、急須のフタをして約60秒、が淹れ方の目安です。高級煎茶になるにつれ淹れ方に丁寧さが求められますので、まずは価格の安いほうのお試しパックからスタート。京都以外にも支店があり購入できます。東京の丸の内には路面店があり、淹れ方のレクチャーも受けられます。

■商品ページ
http://www.shinchaen.com/?pid=1110847

■一保堂ホームページ
http://www.ippodo-tea.co.jp/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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