大げさなくらい褒めまくることがポイント
息子はある日を境に「おしっこ出たからおむつかえて」と言うようになり、1日に何度も取り替え、内心「もったいないな……」と思っていました。
「でもこれって、パンツに変えるチャンスじゃない?」と思い直し、「パンツにしてみたら? おしっこしたくなったらトイレに連れて行ってあげる」と言うと、「うん、そうする」と言うのでさっそくパンツに変更。
でも、もちろんそんなにうまくいくわけもなく、パンツはべちゃべちゃに……。息子は泣きながら、「おむつにする~」といってすぐ元通り。結局その時はそのまま終了しました。
でもある日、外出先で私のトイレについてきて、自分もトイレでしてみると言ったのです。そのお店には子供用のトイレがあり、そこで初成功!
その時、大げさなくらい褒めました。一緒にいた私の両親や、姉家族も一緒にみんなで褒めてくれました。それ以後、トイレで成功するたびに褒めちぎり、2日くらいでおむつの中にすることはなくなりました。
そしてすぐパンツに変更し、家にあったおむつも知人にあげてしまいました。
姉には、「パンツで生活できるようになったのなら、二度とおむつをはかせてはいけないよ」と言われていました。「子供だってなんでもわかっている。おむつをはいてると、そこにしていいんだなと思うんだよ」と。
外出する時だけおむつに……と思っていると、いつまでたってもおむつは外れない。外出する時は、着替えを必ず持ち、子供が「トイレ行きたい」と言ったら抱っこしてトイレに走れ! と姉に言われました。
その言葉を守り、外出先では子供を抱えてよく走りました(笑)。パンツに変えた日から、夜寝る時も、外出する時も、一度もおむつをはかせていません。でもおねしょを2~3度した程度で、それ以外は失敗したことがありません。
私はめんどくさがりなので、トイレトレーニングを始めるまで、トイレに連れて行ったことはほとんどありません。失敗したときの悲しい思い出がないので、今となってはそれも良かったんじゃないかな、と思っています。