子供にお薬の飲ませるコツ
歯ブラシ
たとえば、シロップ状の薬はミルクやりんごジュース、アイスに混ぜて飲ませていました。でも、2回目には一口で気づかれてベーッと出されてしまうので、混ぜるものをあれこれ変えて乗り切りました。あとは、ジャムやはちみつなど、とにかくあま~いものをたっぷりと入れた小皿に粉薬をまぜて、スプーンですくうように飲ませていました。
下の子に生まれてはじめて薬を飲ませるときは、友だちから「そのまま飲ませている」という話を聞いたので半信半疑ながらも試してみたらすんなりOK。こんなに簡単だったの? と拍子抜けするほど素直に飲んでくれました。
コツは、「りんご味だよ~。おいしいよ~」と子どもの好きな味だと暗示をかけること。それが通用しなくなったら、「このお薬を飲まないと病気は治らないんだよ。でもこのお薬を飲めば、病気バイキンをやっつけてくれるから強くなるよ」と、わかりやすい言葉を使って、薬を飲む意味を伝えていました。
一度成功すると、それ以降は苦そうな粉薬でも、「いやだけど、飲まないと治らないから」とがんばって飲んでくれています。おまけに、歯医者でも「虫歯バイキンがこわいから」、予防接種でも「強くなりたいから」と、とても素直に受診してくれるので大助かり。
このことで、ある発見が。もしかしたら、私自身が「子どもは薬が苦手なもの」と思い込み、いろいろ先回りしたことで、上の子は「薬はこわいんだ」という感情をもったのかもしれないと思いました。
その子にもよりますが、最初から「薬は強くなるために必要なもの」と、子どもが理解できるように説明したり、小細工しないで水と飲む方法に慣らせる、といったシンプルな方法が、意外といちばん効果的なのかもしれないと思っています。
粉薬は、龍角散の「おくすり飲めたね」シリーズが大重宝しています。特に味の濃いチョコ味は大好物で、おやつに出してもいいくらいしばらく喜んで飲んでくれたので、まとめ買いしていました。
■商品概要
○商品名:おくすり飲めたね
○販売先:Amazon
○問い合わせ先:株式会社龍角散
○電話:03-3866-1326
○営業時間:10:00~17:00(土・日・祭日は除く)