神秘に包まれた霊峰、徳島の「剣山」
西日本及び四国で2番目に高い山、剣山。標高1955mあり、徳島県の最高峰です。剣山の山系は四国の尾根と呼ばれ、修験など山岳信仰が盛んな土地柄でした。険しい山ですが山頂は平坦で「平家の馬場」と呼ばれます。ミヤコザサに覆われた草原で、平家の落人が再興を夢見て訓練に励んだとの伝説があります。もっとぶっ飛んだ伝説として、剣山の山頂は高度に人工的な建造物で、滅亡した古代ユダヤの秘宝が埋まっていると言った噂もあります。遥かイスラエルから海を渡って日本にたどり着いた古代ユダヤ人が、「契約の箱」を隠したというのです。7月17日、剣山本宮剣神社の大祭の時に山頂までお神輿が登りますが、そのお神輿が「契約の箱」をモデルにつくられたと言う人もいます。にわかには信じがたいが、剣山がそれほどの伝説が生まれるほどの神秘に包まれた霊峰であるということを、登山者は実感すると思います。
登山道の途中までリフトが整備され、日本百名山では登りやすい山。山頂からは天気が良ければ鳥取県の大山まで見渡せます。
所在地:美馬市木屋平・那賀郡那賀町・三好市東祖谷
アクセス:JR徳島線「穴吹駅」下車、穴吹~木屋平連絡バス「川上(終点)」下車、徒歩4時間(富士の池~一の森~剣山頂上)
美馬ICから車で登山口まで約100分
地図:Yahoo!地図情報
■阿波ナビ
http://www.awanavi.jp/article/0000746.html
■剣山観光推進協議会
http://guide.turugisan.com/index.php