一人旅/一人旅におすすめのスポット

路線バスでのんびり旅する佐渡島(2ページ目)

新潟からジェットフォイルで約1時間強で行くことのできる佐渡。2日間かけて島内を路線バスで巡ってみました。土日、祝日については、2日間乗り降り自由のフリー券が利用でき、バス旅がしやすい環境が整っています。日本海の海の幸三昧に史跡見物、能体験と、とても有意義な休日となりました。

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド

ダイナミックな海岸線の景勝地と産業遺産を鑑賞

本線の佐渡会館バス停で七浦線に乗り換えて約15分ほど海岸線を走り、夫婦岩バス停で下車、七浦海岸の景勝地・夫婦岩へ。
仲良く寄り添う様がちょっぴり羨ましい、夫婦岩

仲良く寄り添う様がちょっぴり羨ましい、夫婦岩

天気に恵まれ、海も空も真っ青で気分爽快! 2つの岩が仲睦まじく寄り添う様子からその名が付いた夫婦岩は、夕日の名所でもあります。また岸辺の岩の大きな洞窟は縄文時代の住居跡だとか。すぐ近くに「めおと岩ドライブイン」もあるのでお土産探しにのぞいてみるのもいいでしょう。

■夫婦岩
住所:佐渡市高瀬
交通:路線バス七浦線夫婦岩よりすぐ

山

1601年の金脈発見より人の手で掘り進められた露天掘跡、道遊の割戸

七浦線の相川バス停で道遊線に乗り換え約15分、次は佐渡金山へと向かいました。主要鉱脈・道遊坑を実際に歩くこともできるのですが、今回は時間がなかったので、バス停から15分ほど歩き、佐渡鉱山の歴史を物語る産業遺産の数々を眺めました。

 

東洋一の

東洋一の鉱石処理が可能だったという、浮遊選鉱場跡・精錬所

この辺りは今、公園として整備されています。まず目に飛び込んできたのが東洋一の浮遊選鉱場跡・精錬所跡。明治18年に建設されたもので、当時最先端の西洋技術が導入され、東洋一の鉱石処理が可能だったそう。辺りはすっかり静けさに包まれ、往時の賑わいが彼方に感じられました。

■佐渡金山

住所:佐渡市相川宗徳町
交通:路線バス道遊線佐渡金山より徒歩10分

 
 
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