フィレンツェ歩きのひと休みはどこがおススメ?
小さい街だけど見どころがぎっしりのフィレンツェ。オススメの「ひと休み」スポットを覚えておけば心強い
カフェやジェラート、アペリティーボ(食前酒)にワインが揃う本場のエノテカ。どのお店も近くにあるので、はしごだってもちろんOK。これも小さな街フィレンツェならではの楽しみ方です。
フィレンツェのカフェとバール
老舗のカフェから地元人御用達のバールで美味しいカフェを
イタリアのバールやカフェには、バンコ(カウンター)とターヴォラ(テーブル席)の2種類あり、気分次第で選ぶことができます。地元の人は立ち飲みのバンコを好みます。バンコの場合、メニューはなく、先にキャッシャーでオーダーし、レシートを貰ってカウンターで直接バリスタにオーダーします。「もう、立ってられない!」状態でしたら、席に座ってメニューを見ながらオーダーすればOK。
老舗バールでは、ここに来たら絶対コレ!の定番メニューがあります。歴史ある内観を楽しみつつ、そんな定番メニューを味わってみましょう。
フィレンツェのバール1 ジッリ
1733年創業、フィレンツェの高級老舗バールの代名詞
ここでは、地元流にカウンターでの立ち飲みが定番。日本ではご法度の立ち飲みではありますが、リバティ様式のカウンターに寄りかかりながらの立ち飲みは、ある意味贅沢。シンプルなカッフェに、老舗ならではの味わいを感じてみて下さい。
早朝から夜遅くまで開いているので、朝食、午後のティータイム、食前酒から食後酒まで、さまざまな用途で利用可能できるのも魅力。夕方以降なら、自慢のカクテルもオススメです。季節のお菓子が並ぶ華やかなショーウインドウのチェックも忘れずに。
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■Gilli(ジッリ)
住所:Via Roma 1R
TEL:055-213896
営業時間:7:00~翌1:30(LO 翌0:30)
定休日:火曜、8月15日
アクセス:共和国広場沿い
フィレンツェのバール2 リヴォワール
ジッリと並び、フィレンツェ有名高級バールのうちの1つ
この店で必ずオーダーしたいのは、チョッコラータ(ホットチョコレート)とチョコレートです。昔ながらの製法で作られるチョッコラータは、ドロリとしていてかなり濃厚ですが、コクのある味わいはクセになります。パンナ(生クリーム)をふんわりと乗せるバージョンもあるので、お好みでチョイスして。
春から秋にかけては、ヴェッキオ宮殿が一望出来るテラス席が気持ちいい。
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■Rivoire(リヴォワール)
住所:Piazza delle Signoria angolo Via Vacchereccia 4R
TEL:055-214412
営業時間:7:30~21:00(4~8月 8:00~24:00)
定休日:月曜、1月1日、1月の約2週間、8月15日
アクセス:シニョーリア広場沿い
フィレンツェのカフェ1 カフェ・ジャコーザ・ロベルト・カヴァッリ
フィレンツェ生まれのブランド「ロベルト・カヴァッリ」のカフェ
日本でもよく飲まれるカクテルの「ネグローニ(カンパリ、ベルモット、ドライジンのカクテル)」は、フィレンツェ発祥。この店の前進「カフェ・ジャコーザ」で、1920年に考案されたものです。
真っ赤で強めのカクテルは、胃袋を刺激してくれるアペリティーヴォ(食前酒)にピッタリ。ロベルト・カヴァッリとコラボしたオシャレなカフェ空間で、名物カクテル「ネグローニ」を一杯。お酒の強い人は、ぜひ体験してみては?
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■Caffe' Giacosa Roberto Cavalli(カフェ・ジャコーザ・ロヴェルト・カヴァッリ)
住所:Via della Spada 10
TEL:055-2776328
営業時間:月~金曜 7:30~20:30 土曜 8:00~21:00
定休日:日曜
アクセス:トルナブォーニ通り沿いのロベルト・カヴァッリに隣接
フィレンツェのカフェ2 オ・カフェ
ドルチェが自慢の人気カフェ
すべて手作りされるドルチェのほか、フィレンツェでは珍しく、数種類揃う世界の水も見逃せません。
店内奥のテーブル席からは、ポンテ・ヴェッキオ橋とアルノ川を一望。若いスタッフ達の対応も気持ちがよく、のんびりとした時間が過ごせます。
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■O Cafe'(オ・カフェ)
住所:Via de’Bardi 54/56R
TEL:055-214502
営業時間:7:30~翌1:00
定休日:無休
アクセス:ドゥオモ側からポンテ・ヴェッキオを渡り1本目の道を左に少し行ったところ