法改正で再編を遂げたペット保険業界

ペット保険の最新事情は?

ペット保険の最新事情は?

ペット保険の取り扱いは、2008年4月以前は主に無認可共済という形態が中心で行われてきました(便宜上ペット保険と書いておりますが、無認可共済は保険ではないため正式にはペット保険ではありません)。

2006年の保険業法改正にともない、新たに少額短期保険が発足、2008年4月以降営業を開始しています。こうした背景があって、現在ペット保険を取り扱っているのは主に少額短期保険業者や損害保険会社です。

既に5年以上が経過して、当初よりペット保険に参入していた少額短期保険業者や損害保険会社も少しずつ数も増えて、当時と状況が変わってきています。これを踏まえてペット保険の最新事情と各社の比較について解説します。

10社に増えたペット保険会社

最初に、ペット保険を取り扱っている業者を確認しておきましょう。損害保険会社、少額短期保険業者を含めて現在10社(損害保険3社、少額短期保険7社)がペット保険を取り扱っています(損害保険と少額短期保険の違いは巻末の関連記事をご覧ください)。具体的には次の10社です(順不同)。

■損害保険会社
  • アイペット損害保険会社
  • アクサ損害保険株式会社
  • アニコム損害保険株式会社
■少額短期保険業者
  • 日本アニマル倶楽部株式会社
  • 株式会社FPC
  • ペッツベスト少額短期保険株式会社
  • ペット&ファミリー少額短期保険株式会社
  • ペットメディカルサポート少額短期保険株式会社
  • もっとぎゅっと少額短期保険株式会社
  • 日本ペット少額短期保険株式会社 
制度発足時から、何社かペット保険を取り扱う会社が増え、また少額短期保険ができる前に保険会社(損害保険会社)として唯一ペット保険を取り扱っていたアリアンツ火災海上保険はペット保険事業をアクサ損害保険(アクサダイレクト)に事業譲渡、また少額短期保険から事業参入したアイペットも損害保険会社となっています。

また、その他少額短期保険も数社参入してきており、少額短期保険が営業を開始してから数社ペット保険を取り扱う先が増えています。こうしてみると、ペット保険業界もここ数年でいろいろと動きがあるのがわかります。

ペット保険各社の比較のポイントは?

ペット保険を取り扱う各社を比較するにあたり、そのポイントを個別に確認します。取り扱う動物の種類や加入年齢、商品内容、割引制度などはチェックしておきましょう。

ペットも高齢化していきますから、新規契約はもちろん、継続契約は何歳まで可能なのかは重要です。犬や猫は比較的選択肢が広いでしょうが、10歳前後の年齢では加入制限が入り始めます。

また、割引制度もあるところとないところがありますが、仮に割引制度がなくても保険料が安いこともありえるので、じっくり比較・検討してみてください。

ペット保険業界もいろいろ動いて変わっています。自分のペットの状況(種類、年齢、病歴等)、ペット保険への予算、商品内容、かかりつけの獣医の有無なども考慮して比較検討するといいでしょう。これらの要素から総合的に判断してください。

次にペット保険各社の比較を見てみしょう>>>