山芋を練りこんだ生地が美味! 鹿児島の定番土産「かるかん」
鹿児島を代表するお土産の定番と言えば、間違いなくこの「かるかん」でしょう。かるかんは多くの菓子処から発売されていますが、写真のような「あんこが入ったもの」と「あんこが入っていないもの」の2種類があります。「あんこが入ったもの」は、多くの場合丸いおまんじゅうの形をしていますので「かるかんまんじゅう」と呼び、「あんこが入っていないもの」は、棒状になっているか、棒状のものをスライスして個包装にしてあり「かるかん」と呼び分ける場合もあるようですが、多くの場合は「かるかん=かるかんまんじゅう」を指します。かるかんは、生地に山芋を練り込んであるのが特徴で、「もっちり」とした食感が味わえるのが特徴です。
写真は「明石屋」のかるかん饅頭ですが、そこに添えられた由来を読んでみますと、篤姫で一躍有名になった「島津斉彬公」が江戸にいた際に、播州明石の製菓職人を鹿児島に招き、その職人さんが薩摩の地で作ったのが「軽羹」とのことです。個人的には、和菓子なのですがお茶よりも牛乳と一緒に食べるのが大好きです。
※明石屋さんの添え状によると、オーブントースターで軽く焼き、バターをつけて食べてもおいしいとのことです。
■かるかん(まんじゅう)
発売元:鹿児島県内各地のお菓子屋さんが、それぞれの製法で製造しています。
※写真のものは「明石屋」 http://www.akashiya.co.jp/
お求め先:鹿児島県内のお土産屋さんにはたいてい置いてあります。上記の明石屋さんのホームページから通販でお取り寄せ頂くことも可能です。