洪水の中で敵味方の思惑が入り乱れるアクション映画『フラッド』

最後まで結末がわからなくて、見終わった後に「やられた!」と思う映画といえば『フラッド』です。

■あらすじ

洪水に見舞われて住民が避難した後の田舎町。輸送中に道を外れて動けなくなった現金輸送車を強盗団が急襲。襲撃でパートナーを殺された警備官が、水に沈んでいく町の中をひとりで現金を守りながら逃走していくストーリー。

■みどころ
家を守るために避難を拒む老夫婦や、警備官と行動を共にすることになる町の女性、町を守る保安官たちと強盗団。見方の保安官が敵になったり、強盗団が見方になったり。限られた登場人物と災害という特殊なシチュエーションで、それぞれの思惑が交錯しながら、目まぐるしくストーリーが展開していくので、目が離せません。

水上スキーや船を使ったり、爆発、ダムの決壊、銃撃戦といった、いかにもハリウッド映画らしい派手な演出の連続。普段は善人を演じることの多いモーガン・フリーマンの強盗団のボスぶり、ランディー・クウェードが演じる保安官の善人から悪人に変化する様子も見どころです。

激しいアクションの中にも、それぞれの登場人物の深層心理や背景、人間臭さが描かれていて見ごたえたっぷり。悪人、善人がはっきりと別れているのではなく、人間の抱える2面性、危うさが表現されているのがおススメです。

■出演
モーガン・フリーマン/クリスチャン・スレーター/ランディー・クエード/ミニー・ドライバー




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