ファイナルファンタジーの音ゲー版!やりこみ要素も満載の
『シアトリズム ファイナルファンタジー』
ニンテンドー3DSを買ったらこれはやるべき!というソフトといえば、『シアトリズム ファイナルファンタジー』を挙げます。一言で言えば、ファイナルファンタジーの1~13作目までの曲で遊ぶ「音ゲー」です。植松伸夫さんなどが手がけてきた、FFファンなら誰もが心に残っている曲が、そのまま再現されています。ムービーもあり、懐かしさに浸りながら遊べます。
しかし、このゲーム、うまく叩けばOKという単なる「もぐら叩きもどき」では終わりません。1~13作目までの、歴代主人公(もしくは代表的な)キャラクターが登場し、それらを組み合わせてパーティを作り、その上で音ゲーに挑み、クリアすると曲の難易度に応じて経験値が入ります。もちろん各人それぞれ伸びるパラメータや覚える技、アビリティ、魔法などが異なり、それらの組み合わせによって難易度が大幅に変わってしまいます。そこがまた面白いのです。また、遊んでいるうちに「どうしてあの曲がないんだろう」「あのキャラがいないんだろう」という疑問が湧いてくると思いますが、それらはたいてい隠されています。それを見つけていくのもまた楽しいです。
また「闇の楽譜」という、2曲連続でプレイしなければならない、しかも始めるまで何の曲かもわからない、という楽譜があります。ボスを倒してクリアするとレアアイテムがもらえ、また別の闇の楽譜も手に入ります。これがほぼ無限に存在し、すれちがい通信で楽譜交換もできるので、かなり長い間遊べます。矢印がくるくる回る楽譜を手に入れて、相当苦労させられたので、私はこの楽譜をすれちがいで配っております。すれ違った方、ご武運を祈ります。