自分を愛せないと、人を愛せない
あなたは、自分のこと好き?
実は、自分のことを愛せない人は、人のことも愛せません。
なぜなら、自分の中に愛が足りないから、人から愛をもらおうとばかりしてしまうからです。
愛は求めるものではなく、与えるものなんです。
つまり、あなたが今、相手への愛だと思っているのは、単なる“自己愛”かもしれませんよ?
自己愛からくる思いは、相手に届きにくい
自己愛は、愛情を“自分”に向けているので、相手には届きにくいです。例えば、恋人が仕事で忙しいときは、相手に寂しさをぶつける人も多いでしょう。
相手が仕事でてんぱっているときに、「寂しいの!」「あなた、もう私のこと好きじゃないの?」「あなたって冷たい!」なんて言い出したら、喧嘩になることは間違いありません。
本人は、相手を好きだから、寂しくて言っているのだ、と思いがちですが、本当に相手のことを好きだったら、相手の状況をよく考えて、「どうしたら相手が気分良く仕事ができるか?」「どうしたら時間ができたときに、自分と会いたいと思ってくれるか?」を考えるはずです。
つまり、電話で文句を言う前に、今、相手が電話ができる状況かを確認し、OKだったら、「お仕事忙しそうだね。体は大丈夫?」と相手を気遣うことで、相手はあなたともっと話をしたいと思うものなんです。
つまり、相手が忙しいときに、寂しいからといって文句を言うのは、相手への愛情ではなく、自分への愛情です。
だから、思いは届きません。
反対に、相手を気遣うことは、相手への愛情です。
だから、思いは届くのです。