シンガポール/シンガポール基本情報

シンガポールのMRT

シンガポール国内の重要なスポットへのアクセスが便利。シンガポーリアンにとっても大切な交通手段でもあるMRT。乗り方や、チケットの種類についてご紹介いたします。

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

シンガポール国内を網羅する
MRTを上手に利用しよう

説明文

このロゴがMRTの駅があるという目印。中心地ではほとんどが地下に駅がある

シンガポールのMRTは、1987年の開通以来シンガポーリアンの需要な交通手段となっています。本数も多く、各主要スポットへのアクセスも便利なので、旅行者にも滞在中に気軽に利用してほしい市内交通のひとつ。

現在MRTはノースサウスライン(赤色表示NS)、イーストウエストライン(緑色表示EW)、ノースイーストライン(紫色表示NE)、サークルライン(黄色表示CL)の4つのラインと、郊外の3つのMRT駅から派生するLRTなどで構成されていて、シティーホール駅やラッフルズプレイス駅、ドービーゴート駅などで乗り換えが可能。中心部の移動ならほとんどがカバーされています。

運賃も0.8~1.8シンガポールドルと安価なので、旅行中の移動の出費をできるだけ抑えたいという方には、MRTの利用をおすすめします。運行時間は、チャンギ空港駅からシティホール駅まで5時半から23時過ぎまで、シティホール駅からチャンギ空港駅へは6時過ぎがら24時ころまで。

市内中心地ではMRTは地下に駅があり、地上には赤のMRTロゴがあるので見つけやすいはず。表示を見つけて駅に着いたら、次は切符を購入。MRTの切符にはいくつか種類がありますが、旅行者が多く利用するのは発行日当日のみ使用が可能なスタンダードチケット。駅に設置されている自動発券機(GTM)を使って購入できます。GTMの使用方法は、まず機械の左下にある言語を選択し、次にルートマップから目的地を見つけてそこをタップすると、デポジット1シンガポールドルを含んだ料金が表示されます。表示された金額分のコイン、もしくは紙幣を投入するとテレフォンカードのようなチケットが発券されます。デポジット分の1シンガポールドルは、降車時にGTM発券機を利用して返金ができますのでお忘れなく。

旅行者におすすめのツーリストパス

MRTとバスで利用が可能なパスで、1日券が20シンガポールドル、2日券26シンガポールドル、3日券30シンガポールドル(デポジット10シンガポールドルを含む)。購入時にはパスポートが必要となり、入国日から3日以内でなくては購入ができません。また、返却は購入から5日以内にする必要があり、デポジット10シンガポールドルの払い戻しが可能。こちらはチャンギ国際空港やMRT主要駅で購入できます。滞在時間が限られていて、かつ1日に10シンガポールドルほど(だいたい8~10回ぐらいでしょうか)MRTやバスを利用する旅行者におすすめです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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