災害後三日間の備え
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いつもの場所に常備する備蓄食料と水。「使ったら即補充」を原則にすれば、特別な置き場は不要
ライフラインが復帰するまで
ライフラインは「電気、水道、ガス」の順に復帰すると言われています。調理用の熱源に、持っていればIHクッキングヒーターやホットプレートの利用を想定しておきましょう。冬の鍋用のカセットコンロとガスボンベも活用できますが、消耗が早いので、短い調理時間で済むよう、圧力鍋や保温調理を利用するのも一案です。ご飯の鍋炊きも覚えておきましょう。飲料水以外の水を確保する手段としては、普段からお風呂の水を落とさないようにしておくことも大切です。イザというときは、「蒸す」調理法で利用することもできます。
ふだんを生かして非常時に備える

常温で保存でき、栄養価の高い乾物や漬物は、かさばらないので備蓄食料と同等に使える
身の回りにある日用品も、工夫して防災用品に転用することで、過剰な出費や備蓄を防ぐことができます。日本が経験したさまざまな災害に学び、モノに過剰に頼らず生き抜く知恵を身につけておきましょう。