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スマホ連携がさらに強化! キヤノン IXY 430F(4ページ目)

今春発売されたキヤノンIXYシリーズのメインストリームモデルが早くもブラッシュアップ。特に注目すべき点はWi-Fi機能の強化で、GPSモバイルリンクなど魅力的な機能が加わっている。よりスマートフォンとの連携が楽しめる「IXY 430F」をチェックしました!

中井 隆

執筆者:中井 隆

デジタルカメラガイド

まるでスマホ感覚のタッチパネル液晶

再生モードでは、画面をスライドさせるだけで画像送りが可能。まさにスマホ感覚

再生モードでは、画面をスライドさせるだけで画像送りが可能。まさにスマホ感覚


タッチパネルはメニュー操作だけでなく、主要被写体の指定やタッチシャッターなどの指定にも有効

タッチパネルはメニュー操作だけでなく、主要被写体の指定やタッチシャッターなどの指定にも有効

操作性でやはり特徴的なのはタッチパネル液晶の採用でしょう。スマホのような2本指での操作ができないので最初は戸惑いますが、ピントを合わせたい被写体にタッチするだけで写真が撮れる「タッチシャッター」やサクサク動く再生画面など、慣れるまでにそう時間はかからないでしょう。

 
個人認証設定で特定人物の顔情報を登録すると、優先的なピント合わせやオートシャッター機能を働かせることができる

個人認証設定で特定人物の顔情報を登録すると、優先的なピント合わせやオートシャッター機能を働かせることができる

またカメラの左右を軽くタップするだけで再生画面が切り替わる「アクティブ再生」やピントを合わせたい位置を拡大表示できる「ピント位置拡大表示」、最大12人まで登録できる、精度の高い個人認識機能を活用したスマイルシャッターやウインクシャッターなど、使いこなすほどに楽しめる機能が満載されています。

 
主要被写体のピントを合わせたい部分を拡大表示することも可能

主要被写体のピントを合わせたい部分を拡大表示することも可能


 

スマホアプリのバージョンアップでさらに使い勝手がアップするかも!?

前モデル「IXY 420F」との比較ではマイナーチェンジに過ぎませんが、GPSモバイルリンクなどWi-Fi機能の強化で、これほど使い勝手がアップして楽しみ方が増えるとは正直驚きでした。

スマートフォンとの連携により単に画像を転送するだけでなく、地図アプリを使ってのGPSデータロギングやSNSを活用した旅行記など、アプリの進化や活用とともにカメラの機能も進化するのですから。たとえばスマホ側でシャッターを押したり、露出補正などのカメラコントロールが、将来的には可能になるかも!?

IXY 430Fのキット内容

IXY 430Fのキット内容

より使い勝手を増したIXYシリーズのメインストリームモデルとして、特にスマートフォン所有者にお勧めですが、ウィークポイントをひとつだけ。Wi-Fi機能を多用するとバッテリーの消費が激しく、フル充電でもCIPA規格による撮影可能枚数(約170枚)に達しないことがしばしば。予備バッテリーを用意することをお勧めします。

 

【関連記事】
キヤノン IXY 430F 実写画像

【関連サイト】
キヤノン IXY 430F

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