多彩なスタンプで気持ちを伝えられる「トーク」
LINEは無料で音声通話ができることがクローズアップされていますが、実際にもっともよく使われているのは「トーク」と呼ばれるメッセージのやり取りです。このトークの気軽さ、楽しさがLINEの最大の魅力であり、ここまで人気になった最大の理由といっていいでしょう。LINEのトークはiPhoneの「メッセージ」に似ていて、吹き出しでチャット風の履歴が残ります。テキストや絵文字でメッセージを作成できるのはもちろん、動画や写真、音声メッセージも送ることができます。
メッセージは吹き出し状でチャット風に表示されます。使い勝手のいいスタンプが楽しく、スタンプだけでも立派なメッセージになります。
そして中でも、ユニークなイラストの大きなスタンプがたいへんな人気です。絵文字と違ってかなり大きく存在感があり、スタンプだけを送っても気持ちを伝える立派なメッセージになります。250種類以上のオリジナルスタンプのほか、有料で有名キャラクターのスタンプも販売されています。
また、グループ機能を使うと、最大100人まで一斉にメッセージを送信してグループチャットが可能です。グループチャットに友だちを招待するのも、チャットから退出するのもとても簡単です。サークルの連絡などにも便利に活用できるでしょう。
オリジナルキャラクターのほか、有名キャラクターのスタンプも「スタンプショップ」から購入できます。購入するとメッセージ入力時にキーボードの上のボタンから選択できるようになります。
「プラットフォーム化」で新サービスも
LINEを提供するNHN Japanは、7月に行われたカンファレンスでLINEのプラットフォーム化を発表しました。これまでは単に通話とメッセージができる“スマートフォンアプリ”でしたが、プラットフォームになることで、クーポンやゲーム、占いなど、外部コンテンツプロバイダによるコンテンツやサービスが提供されるようになりました。また、ソーシャル・ネットワーク性が強化され、新機能として「ホーム」と「タイムライン」が開始されました。ホームでは、テキストや写真、位置情報などを使って自分の近況を投稿できます。トップのカバー写真を好みのものに設定して、自分らしさを表現することができますし、友だちのホームにアクセスして、友だちの投稿に対してスタンプやコメントで気持ちを表現することもできます。
タイムラインは、LINE内の友だちの近況が時系列で閲覧できるTwitterのようなサービスです。ここでも、ホーム同様、友だちの投稿に対してスタンプやコメントを残すことができます。
コメントや写真で自分の近況を投稿できる「ホーム」。ここで投稿したものがタイムラインにも表示されます。
最後に、使う上で知っておいた方がよいことを。