J-COOKの魅力は東京カフェの原型に 

こちらは緑が目に心地よい明るい空間。

こちらは緑が目に心地よい明るい空間。

J-COOKは、2000年代の東京カフェブームの火付け役となった有名店のプロデューサーが、カフェづくりの参考にしたと言われるお店でもあります。
なるほど、とうなずく理由のひとつは、87年の開店以来、味のマイナーチェンジはしているものの、構成はほとんど変えていないという驚異的なメニュー。

スープ、サラダ、魚or肉料理、パンorライス付きのフレンチディナー(2500円・要予約

スープ、サラダ、魚or肉料理、パンorライス付きのフレンチディナー(2500円・要予約)

ディナータイムに訪れると、その顔ぶれが楽しめます。わざわざ一からコンソメをひいているスープ。ニンニクが香る人気のニューオーリンズ料理「ガンボスープ」。カジュアルなパスタ。甘海老と帆立にサフランの香るソースをからめた、フランス料理のエッセンスを感じる手のこんだ一皿。そして、「ウナギの蒲焼き入りピラフ」などの創作料理。

昼間はランチと、スイーツ各種が主役。端正な印象のポット・ド・クレーム、手作りのトリュフショコラなどが用意されています。

ポット・ド・クレーム(450円)

バニラビーンズたっぷりの生地を2日間ねかせたあと、高温オープンで素焼きにするポット・ド・クレーム(450円)。食べるときにバニラビーンズを漬け込んだブランデーをかけて。

ジャンルにとらわれないセンスと、お客さまがどんな空腹具合で訪れても歓迎する自由度の高さは、まさに現代のカフェの先駆者。コーヒー一杯分の読書から、フルコースのパーティーまで愉しませてくれるのです。

次ページで、オーナーの中尾夫妻について少しご紹介しましょう。