守るお金、貯めるお金、増やすお金という3種類がある

お金に苦しむ人が多いなかで、お金の置き場所には意外と無頓着であることに驚かされます。

お金に苦しまないための色分けの仕方

お金に苦しまないための色分けの仕方



拙著「なぜ貯金好きはお金持ちになれないのか?」では、財布(お金の置き場所)を3つ用意してくださいと書きました。3つの財布とは、守るお金、貯めるお金、増やすお金という3種類の置き場所を意味しています。

3つの財布のバランスが大事

世の中には、投資をできない人と安易に投資をし過ぎる人がいます。

前者(投資できない人)はお金を守る財布にばかり貯め込んでいて増やす財布が空っぽですが、後者(安易に投資する人)は守る財布が空っぽで増やす財布にどんなお金でも投げ入れてしまいます。

今回は、絶対に投資してはいけないお金ということで、投資などしないで守る財布に入れておくべきお金を解説したいと思います。

5年以内に使う予定のあるお金は絶対に投資しないように

投資してはいけないお金とは、5年以内使う予定のあるお金のことです。

たとえば、子どもの入学金、あるいはマイホームを買うときの自己資金、ビジネスで必要となる経費などです。今は使わないが、5年後以内には必ず使うお金のことです。

これらの使用使途が決まっているお金を投資すると、投資した途中経過にいつもハラハラドキドキすることとなりかねません。また、お金を使う段になって、損をしていたり使えない状態になっていると、お金を借りなければいけなくなって借金生活に陥ってしまったりするから大変です。

しかし、お金を使うまでに5年以上ある、足の長いお金ならば、投資しても、投資したことなど忘れていられます。

教育費を投資していいケース、いけないケース

たとえば、子どもの教育費のために投資をするかしないかを想像してみてください。子どもが小学校を卒業しました。12歳です。この子が大学に行くときに必要なお金を作ろうとして投資することはOKです。

少なくても6年間の投資期間があるのですから、一時的に損をすることがあっても、その損失を埋め合わせてくれる可能性が大きいです。むしろ、6年間も預貯金においておいたらもったいないと思います。

しかし、その子が中学校を卒業しました。15歳です。大学に行くまであと3年となりました。その子の3年後の教育費のために投資をすることはNGです。3年後に元本を割っている可能性があるからです。大切に預貯金に置いておきましょう。

投資とはそういうものです。足の長い資金や余裕資金だけを投入してしてください。

そもそも、投資収益とはお金を使う自由を放棄することによって得られる成果物なのです。
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