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子どもが生まれたらお金に対する意識を変えよう(2ページ目)

子どもがまだ赤ちゃんの時期は、将来の「お金」のことなんか、なかなか想像できないもの。余裕があると、なんとなく赤ちゃんのために使ってしまいがちですよね。でも無計画に使っていたら、本当に使いたいときに必要なお金がなくなってしまいます。子どもが生まれたら、お金に対する意識を変えていくべき。では、実際にどうすればいいのでしょうか?

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

お金を2つの使いどきで分けよう

子どもが高校生になって焦っても、もう間に合いません! とにかく子どもが生まれたらすぐ、まずは「お金」に対する考え方を改めるべきです。

かわいいわが子には何でも買ってあげたい!と思うのも、確かに親心ではありますが、そうやって使えるときに使ってしまっていては、いざ、子どもが本当に必要なお金ができたときに、親としてお金を出せないという、悲しい事態になってしまいます。

そこで、頭をスパッと切り換えて。とにかく、子どもが使いたいときに使えるお金を少しずつ貯めていくのです。

簡単なのは、お金を2つの種類に分けて考える方法。
  1. 毎日の生活のために使うお金
  2. 将来の生活のために貯めるお金
の2種類に分けて考えます。

1と2との配分は、世帯の家計の中で無理なく振り分けて。あまりに2の配分を大きくしても、日々の生活が楽しくなくなってしまいます。あくまでも無理のないように。

子ども名義の口座を用意して

2のお金をなるべく引き出しにくくする工夫も必要です。子ども名義の口座を用意するのもいいですね。子どもにいただいたお祝いや、児童手当などのお金は、とにかくまとめて預け、手を付けないようにします。

また、学費にしたいお金があれば、絶対に引き出せないよう、学資保険として全期前納してしまいましょう。

少しの工夫で、お金は少しずつ貯めていくことができます。子どもの成長とともに、通帳の金額が増えていくのも喜びにつながるかもしれません。


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