お金を2つの使いどきで分けよう
子どもが高校生になって焦っても、もう間に合いません! とにかく子どもが生まれたらすぐ、まずは「お金」に対する考え方を改めるべきです。かわいいわが子には何でも買ってあげたい!と思うのも、確かに親心ではありますが、そうやって使えるときに使ってしまっていては、いざ、子どもが本当に必要なお金ができたときに、親としてお金を出せないという、悲しい事態になってしまいます。
そこで、頭をスパッと切り換えて。とにかく、子どもが使いたいときに使えるお金を少しずつ貯めていくのです。
簡単なのは、お金を2つの種類に分けて考える方法。
- 毎日の生活のために使うお金
- 将来の生活のために貯めるお金
1と2との配分は、世帯の家計の中で無理なく振り分けて。あまりに2の配分を大きくしても、日々の生活が楽しくなくなってしまいます。あくまでも無理のないように。
子ども名義の口座を用意して
2のお金をなるべく引き出しにくくする工夫も必要です。子ども名義の口座を用意するのもいいですね。子どもにいただいたお祝いや、児童手当などのお金は、とにかくまとめて預け、手を付けないようにします。また、学費にしたいお金があれば、絶対に引き出せないよう、学資保険として全期前納してしまいましょう。
少しの工夫で、お金は少しずつ貯めていくことができます。子どもの成長とともに、通帳の金額が増えていくのも喜びにつながるかもしれません。
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