「子ども・子育て支援新制度」が2015年4月からスタートします。秋には幼稚園や保育所などの入園申し込みが始まりますが、それも、この「子ども・子育て支援新制度」に則ったものになります。子育て中のママパパにとって、いい制度がスタートするような気がしますが、今までとどう違うのかなどわからないこともいろいろあります。制度を担当している内閣府長田浩志さんに、お話を伺いました。

Q:「子ども・子育て支援新制度」って、どんなものでしょうか?

:大きな考え方は以下です。
幼稚園、保育所の申請はどう変わる?

幼稚園、保育所の申請はどう変わる?


「すべての子どもたちが、笑顔で成長していくために。すべての家庭が安心して子育てでき、育てる喜びを感じられるために」という考え方の元、消費税率引き上げによる増収分を活用して、幼児教育、保育、地域の子育て支援の質・量両面にわたる充実を図るものです。

Q:具体的にはどんなことが進められますか?

:大きなポイントとして、以下のようなことが挙げられます。
・幼稚園、保育所、認定こども園を通じた共通の財政支援の仕組みを創設し、保育のみならず、幼児教育を受けることを希望する3歳以上の子どもに対する教育を公的に保障する。
・小規模保育(0~2歳児が対象。 必要がある場合は3歳以上も利用可能。定員は6~19人の少人数の保育)など多様な保育の受け皿を増やす。
・幼稚園と保育所の機能を併せ持った認定こども園の普及を進める。
・地域子育て支援拠点、一時預かりの充実など在宅子育て家庭への支援や、放課後児童クラブなど地域における多様な子育て支援も充実する。

Q:幼稚園や保育所への申し込みの手続きは変わるのでしょうか。

入園申し込みが秋から始まります。どんな手続きが必要になるのですか。まず、幼稚園について教えてください。

A:幼稚園は、これまでどおり直接、園に申し込んでいただきますが、利用について公的な支援を受けるための認定を受けていただくことになります。ただし、この手続きは、市町村の窓口ではなく、幼稚園を経由して行っていただくこととしていますし、利用のための特別な認定要件もありませんので、ご安心ください。

Q:保育所についてはいかがですか?

:保育所も、これまでどおりお住まいの市町村に、必要な書類を提出の上、申し込んでいただき、保育所を利用できる要件に該当しているかを市町村が認定の上、実際に入園できる園を調整します。これまでと異なるのは、実際に保育所に入れるかどうかに関わりなく、保育所を利用できる要件に該当していれば、「保育の必要があること」の認定証が交付されることと、就労時間等の状況に応じて、保育標準時間・短時間という認定の区分が設けられ、その区分ごとに、保育の最大利用時間が設定されることです。

>>「保育の必要があることの認定」というのはどういうことですか?基準は何ですか?