美しくきらめく花火はもちろん、キラキラと瞳を輝かせるわが子の笑顔が、きっとパパ・ママへのご褒美になってくれるはず。
【Step1 プランニング】
「どこの花火に行こうかな?」 まずはリサーチから
「お、今日はここで花火大会やるんだって!」なんてノリで花火見物も楽しいですが、やはり子供連れとなると、2人のときと違って準備に手間も時間も必要。帰宅が夜になることも踏まえて、家から行きやすい場所を選ぶか、思いきって宿を確保するのもおすすめです。
せっかくなら、子供と一緒に「海で見たい!」「いや、川がいいよ」なんて相談しながら、下調べをはじめましょう。
「もう座りたい~」なんて泣かせない! 座席を予約しよう
花火大会を選ぶとき、まずチェックしてほしいのが座席予約について。というのも、花火大会によっては会場や桟敷で、観賞用のスペースを事前に予約できるものがあるからです。子供がいる場合、ぎゅうぎゅうと人に押されながらの鑑賞は難しいし、迷子や怪我などの心配も出てきます。ぜひ、事前にしっかりと席をキープできる花火大会に的を絞りましょう。
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【Step2 持ち物の準備】
「何を持って行けばいい?」 みんなで準備スタート
シート、ござ、うちわ、汗拭きタオルは必須。花火大会の会場は足元が悪い場所もめずらしくないので、足ふき用タオルもあると便利です。さらに、忘れてはいけないのが、迷子対策と虫除け。人ごみの中でもわが子を見失うことなく、長時間でも子供たちを飽きさせることなく快適に過ごすためには、こんなグッズが役立ちます。
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「ママ特製の花火弁当」はいがか? 食料・飲み物は持参して!
「食べ物や飲み物を屋台で調達するつもりでいたのに、実際に行ってみると混雑して大行列!子供はお腹を空かしてグズり出すし…」というのは、ありがちな失敗談。そんな事態にならないためにも、ママ特製の花火弁当を準備しておきませんか。屋台風のフランクフルトやスティック焼きそばで、さらに花火ムードが盛り上がること間違いなし!
たくさん汗をかく真夏は熱中症も心配。子供のための飲み物も必ず持参しましょう。
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【Step3 いざ花火見物へ】
どうして「たーまやー」って言うの?
さて、花火を見るときまず子供に教えたいのが、由緒正しき花火鑑賞の作法です。古くは紀元前に発祥し、日本では江戸時代から盛んになったこの夏の風物詩ですが、おなじみのかけ声「たまや」と「かぎや」には、どんな意味があるのでしょうか?
「かぎや」よりも「たまや」のかけ声が親しまれているのにも、ちょっとしたわけがあるのです。
花火のかけ声「たまや」と「かぎや」とは?>>
「あか・あお・きいろ」 パパが教える花火のいろは
「花火の色ってどうやって出すの?」と子供に聞かれたら、ここはひとつ、パパならではのウンチクを!答えは「火薬に何を使うかによって、炎の色が違う」から。一般的に、花火には色を出す炎色剤として、炭酸ストロンチウム(赤色)、硝酸バリウム(黄緑色)、酸化銅(青色)などが使われています。
花火の形も、おなじみの「花」から「虫」まで種類はさまざま。「いまのはなぁに?」と聞かれたら、一歩踏み込んだ答えでわが子を喜ばせてみませんか。
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photo : Kunio Kaneda hairmake : Noriko Miyama(Lens) text : Satoko Natsuisaka