インターフェース部分にカバーを付けるなど、デザイン上の工夫がされている
キーボードは標準的なアイソレーションタイプ。タッチ感などはまずまずだが、全体的に多少たわむ。配列は標準的なところで、無理なところもなく使い勝手は悪くない。アイソレーションタイプのキーボード
本体左側の有線LAN、USB、HDIMインターフェースはカバーがついており、デザイン上すっきりしているが、このあたりのインターフェースを頻繁に使う場合は、邪魔に感じることもあるかもしれない。右側には光学ドライブとUSB、メモリーカードスロットなどのインターフェースがある。メモリーカードはダミーカードが刺さっているが、こちらにはカバーはない。
左側のインターフェース
電源ボタンは左側のヒンジと一体化したデザインで、初めて見ると一見わかりにくいかもしれない。右側のヒンジ近くにはワンタッチでアプリなどが起動するボタンが用意されているが、このボタンは電源投入時に順番に光るようになっている。
光学ドライブの搭載、グラフィック能力を重視するなら、選択肢に入れるべき
Ultrabookとしてみると、光学ドライブや14型液晶を搭載していることから、XPS 13などと比べると軽いわけではないし、厚みもUltrabookとしてはギリギリだ。しかし、起動時間などはHDD搭載モデルでも高速化用のSSDを搭載するなどして、非常に速く、スリープからの復帰も同様に速い。価格も非常に安いが、筐体に安っぽさはまったくなく、質感はかなり高い。厚みや重さなどを重視し、よりスタイリッシュな製品を求めているならXPS 13などの方がおすすめ。しかし、光学ドライブとある程度のグラフィック能力を必要としているなら、コストパフォーマンスも高いInsprion 14zは選択肢の1つに加えるべき製品だ。
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DELL Inspiron 14z