パフォーマンスを重視するなら、グラフィック機能とメモリに注意
今回レビューしたのは、Core i5-3317U(1.7GHz)、メモリ6GB、500GB HDD、インテルHD 4000という中間的な構成のモデル。構成は各モデルによって異なるが、CPUはインテルの第3世代CoreプロセッサーファミリーのCore i3、Core i5、Core i7から選べる。メモリは4、6、8GB(1600MHz)から、ストレージは500GBのHDDか、256GBのSSDから選択できる。他のUltrabookと異なるのはグラフィック機能で、プラチナモデルの場合AMD Radeon HD 7570Mを搭載している。プラチナモデル以外は他のUltrabookと同様に、インテルHD 4000をグラフィック機能として使用する。このグラフィック機能でも、ある程度のゲームなどは可能だが、より楽しみたい場合はRadeon搭載のプラチナモデルを選択した方がいいだろう。プラチナモデルの最上位モデルの場合、約10万円だが、SSDではなくHDDモデルにすれば約8万円とコストパフォーマンスも高い。
Ultrabookに限らず、コストパフォーマンスを重視したノートパソコンは、メモリを4GB搭載している。グラフィック関係で1GB程度使用するので、実質的な空き容量は3GB程度になる。3GB程度でも問題はないが、ある程度のパフォーマンスを低コストで強化するなら、レビューモデルと同等の6GBや8GBを選択した方が将来的にも無難だ。執筆時事点で、4GBから6GBへの変更は3465円だ。
Windowsエクスペリエンスインデックス
光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。DVDの映画再生や、DVDメディアの作成などは問題ないが、Blu-rayの映画などは本体のみでは楽しめないので注意しよう。