最高気温が30℃以上の日を「真夏日」と呼びます。しかし、近年は真夏日が続く年がほとんどで、「真夏日」=「暑い日」として区別する意味が薄くなってきました。ましてや最高気温が25℃以上になる「夏日」なんて、「夏日」とは名ばかり。いまや過ごしやすい涼しい日にしか感じません。

そこで2007年以降使用されるようになったのが「猛暑日」。最高気温が35℃以上となる日です。以下の表は、三都市における猛暑日と、夜間の最低気温が25℃以上となる「熱帯夜」の日数を比較したものです。

真夏日、猛暑日、熱帯夜

2011年の真夏日等の各日数都市別比較



三都市以外に、「暑そうな都市」として鹿児島市/那覇市、昨年一年間でいちばん猛暑日が多かった群馬県館林市(たてばやしし)の数字を参考に出しました。

赤い枠内に三都市の特徴が現れています。

昼過ごしやすいのは神戸、夜は京都

昼間に暑い日が多いのは京都。猛暑日の日数を比べると歴然です。大阪と神戸を足した日数の倍程の猛暑日があります。反対に昼間過ごしやすいのは神戸。真夏日の日数は三都市で一番少なく猛暑日もたったの2日(でも鹿児島や那覇よりも多いとは!)。真夏日/猛暑日からは「京都>大阪>神戸」の順で暑く、神戸が一番過ごしやすい街といえます。

しかし夜の暑さをみると、全く逆転!熱帯夜の日数は京都がダントツで少なく、最多は神戸。夜の暑さの順は「神戸>大阪>京都」、京都の夜が一番過ごしやすいです。

京都は盆地で山の気候で「熱しやすくて冷めやすい」、神戸は海と山に挟まれ海の気候で「熱しにくくて冷めにくい」、といった風に見えますね。

とはいえ、結局はどの都市も暑そうな結果となってしまいました。なんとか涼しく過ごす方法は無いのか!ということで、最後のページでは、大阪/京都/神戸各市の行政が行うヒートアイランド対策をみてみます。