乗り降りしやすいスライドドア
面白いのがドア。運転席側は普通の5ドア車と同じ前後2枚。しかし助手席側を見るとスライドドア1枚になっている。子供や高齢者などの乗降の際、助手席側ドアを大きく開けてしまう。ショッピングセンターなどで隣にクルマが止まっているとドアで傷をつけてしまうことも。大型のスライドドアを助手席側に標準装備し、乗り降りのしやすい車に仕上がっている
スライドドアならウッカリ開けても隣のクルマにぶつけることもなし。また、助手席側のスライドドアを開けるとセンターピラーが付いていない。助手席側のレッグスペースは『ウェルキャブ』と呼ばれる高齢者や障害のある方用の電動昇降シートに対応させるべく不思議な形状をしている。
ウェルキャブに対応しているので、電動昇降シートを装備することもできる
ちなみに『助手席リフトアップシート』車を174万6千円という手頃な価格でラインナップしてます。この装置が付いていれば、女性の介護でも気軽にクルマの乗り降りが出来る(クルマ椅子はリアに搭載する)。高齢化社会を迎え、ありがたい装備だと思う。
搭載されるエンジンは1.3リッターと1.5リッター。1.3リッターでも95馬力とパワーに余裕あるし、変速機も重い車重に強いCVT。加えて1.3リッターの『L』グレードにはアイドリングストップ装置が標準で付く(1.5リッター車は5万4600円のオプション)。
ライバルは軽自動車!?
最大のライバルは軽自動車のダイハツ・タントやホンダNBOXかもしれない。価格や装備内容で引き分け。税金や任意保険など含めたランニングコストは圧倒的に軽自動車優勢。軽自動車と同じような使い勝手をアピールしていることもあり、厳しい戦いになるかもしれません。【関連サイト】
トヨタ ポルテ