鎮魂と復興の祈りを込めて夜空に打ち上がる大花火!

長岡まつり大花火大会の花火(5)/復興祈願花火「フェニックス」

長岡まつり大花火大会の花火「フェニックス」より(2011年8月2日撮影)

長岡まつり大花火大会の一番の目的は、戦災の犠牲者への慰霊と鎮魂、そして復興への祈り。これらの思いが凝縮された重要な花火が2つあります。

1つ目は復興祈願花火「フェニックス」。2004年の中越地震からの復興祈願として2005年から毎年打ち上がるようになりました。2011年は東日本大震災の復興祈願も兼ねて打ち上がりました。

平原綾香さんの『ジュピター』の音楽に乗って、大きな花火が大手大橋の下流側を中心に幅広く打ち上がります。視界いっぱいに広がる花火の光のシャワーは、きっと想い出に残ることでしょう。
長岡まつり大花火大会の花火(6)/正三尺玉

長岡まつり大花火大会の花火「正三尺玉」より(2011年8月2日撮影)

そして2つ目は、正三尺玉。大きさこそ隣の小千谷市で行われる片貝まつりの四尺玉より一回り小さいですが、直径90cm強の花火が20時半と21時の2回打ち上がります。

打ち上がる直前、花火会場に鳴り響くのはサイレン。サイレン終了後に打ち上がり、夜空いっぱいに広がる正三尺玉の音の大きさと美しい光の花は、忘れられない想い出として心に刻まれることでしょう。

ちなみに長岡まつり大花火大会のフィナーレを飾るのは観客全員。最後に観覧席から手持ちの光るもの(懐中電灯や携帯電話の待ち受け画面など)を振って、花火師の皆さんに対する感謝の意を表します。河川敷に広がる光の美しさと共に一体感を感じられる素敵なシーンですね。

長岡の花火をモチーフにした映画も誕生しました

2012年の春、いろいろな歴史を重ねてきた長岡の花火をモチーフにした映画ができました。

映画『この空の花 -長岡花火物語』のパンフレット

映画『この空の花 -長岡花火物語』のパンフレット

映画のタイトルは『この空の花 -長岡花火物語』

尾道三部作などで知られている大林宣彦監督の手により、長岡の花火の歴史をさかのぼるドキュメンタリーを縦軸にして、オリジナルのドラマが横軸としてミックスされ、現在と過去を行き来しながら戦争の愚かさを伝える作品です。

上映している映画館は多くはないものの、全国でのロードショーも行われています。この映画を見てから、長岡まつり大花火大会を見るときっと感慨が深まることでしょう。

 


日本一の大花火、長岡まつり大花火大会をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

花火に込められた様々な思いを感じに、ぜひ長岡へ出かけて見てください。


長岡まつり大花火大会へのアプローチ

上越新幹線 MAXとき

上越新幹線 MAXとき

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
<鉄道>
・上越新幹線 長岡駅下車。
《注意事項》
・長岡まつり大花火大会当日は、駅構内が人であふれています。必ず帰りのきっぷを購入してから大花火大会に向かいましょう。
・長岡駅大手口から信濃川河川敷の観覧席までは、通常徒歩20分~30分程度です。ただし河川敷の上り下りには時間がかかりますので、歩きやすい靴を履いて余裕を持って移動しましょう。

帰りの長岡駅の利用案内(2011年)

帰りの長岡駅の利用案内(2011年)

・長岡駅では花火終了後が最も混雑する時間帯となるため、入場制限をかけることがあります。また新潟方面、小出・柏崎方面の在来線、新幹線と乗車する路線によって並ぶ行列が指定されることもありますので注意して下さい。
※ガイドの体験では、花火が終了後、フェニックス観覧席から、帰りのきっぷを事前に購入した状態で長岡駅の新幹線ホームに行くまで1時間強かかりました。

<高速バス>
・東京・池袋駅東口と新潟駅を結ぶ高速バス(越後交通バス、新潟交通バス、西武バスの共同運行)で長岡北バス停下車。
越後交通バス 福道入口バス停より長岡駅行きの越後交通バスに乗り換えて長岡駅へ。
※長岡駅行きのバスの本数はあまり多くないので、利用する場合は時刻の確認が必要です。

<車の場合>
・関越自動車道 長岡インターチェンジから国道8号線、国道351号線経由で長岡駅方面へ。
《注意事項》
長岡まつり大花火大会当日は、激しい道路渋滞が発生することと、駐車場が不足していますので、国営越後丘陵公園からのシャトルバス利用や、南部工業団地からの臨時バス、JR北長岡駅からのパーク&ライドを利用するのがベターです。
駐車場に関する情報は、長岡まつり協議会のWebサイトに詳しく掲載されています。


【関連サイト】

「夏の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで夏に楽しめる名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
「甲信越の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで甲信越地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
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