中庭と一体となるベッドルーム
1. 中庭から空を見上げる。左の壁の高さは4.6m、上の壁は約11.6m。。 2. ベッドルームの折れ戸を開くと外部と一体となる。 3. ベッドルームから様々なグリーンが植えられた中庭を眺める。 |
玄関ホールの階段を降りるとベッドルームです。2.8坪のコージーな部屋ですが、ガラスの折れ戸を開けば、ウッドデッキの中庭とひと続きの開放的な空間に様変わりします。中庭はドライエリアを兼ねていて、見上げれば大きな井戸の底に佇んでいるような、安心感に包まれます。段差のある庭には植栽がふんだんに施され、四季折々に建て主の目を楽しませてくれます。
この家の7層のスキップフロアを巡る度に、新しい驚きを感じさせます。様々な技術的な工夫を凝らしながら筒井さんが造り上げた、印象的に射す光、反響する音、硬質な肌触り、独特の温度といった「五感を刺激する住まい、空間」が、都心で刺激的に暮らしたいという建て主の夢を叶えたのでした。
◆建築データと建築家プロフィール