東京湾を横断する唯一のフェリー
洋上で夕日に包まれる東京湾フェリー
東京湾フェリーは、三浦半島と内房の東京湾が最も狭まる部分、11.5kmの航路を約40分で結んでいる
都心から90分の久里浜港へ
久里浜港乗船ゲート。船はかなや丸、3580t。ほぼ同じ大きさのしらはま丸との2隻が就航中
というわけで、まずは久里浜港18時15分発の便を目指すことに。都心から首都高速にのり、湾岸線を横浜方面へ。ベイブリッジを渡って直進し、釜利谷JCTから横道路道路へ。横須賀・三浦方面に進み、佐原ICを目指した。
どこか遠くへと旅立つ気分に
2階客席選手側には進行方向を向いて座る椅子席が。GWやお盆には満席になることも
ちなみに片道の自動車航送料金は5m未満の車両で3880円。この航送料金には運転手1名の旅客運賃が含まれている。大人片道の旅客運賃は700円だ。
港に船が接岸。船首の扉が開きクルマが降りきれば、すぐに乗船開始となる。クルマに乗ったまま船に乗り込めば、どこか遠くへ旅立つ気分。11.5km、40分の航路からイメージにしたより船は大きく、ゆったりしていることも旅気分を盛り上げる。車載デッキからキャビンへと階段を上がれば、そこかしこに昭和なディテール。それは観光気分を演出する、いまや貴重なディテールだ。
次のページは、美しい日の入りも鑑賞できる展望デッキについて。