Ultrabookながら、サウンドへのこだわりは強い
ENVYというブランドを使用していることなどもあり、サウンドはBeats Audio仕様となっている。ステレオスピーカーにサブウーハー、専用のイコライザーが用意されるなど、サウンド面でのこだわりもうかがえる。実際の音質に関しては、ノートパソコンとしては悪くはないが最上級ほどではなく、少し良い程度だろうか。専用のイコライザーを使い、調整次第では自分好みの音になるだろうし、ヘッドホンを使えば十分高音質なので、サウンドにこだわる場合もそれほど問題にはならない。
このENVY4-1000の魅力はパフォーマンスが一定以上ながら、価格が7万円程度というコストパフォーマンスだ。CPUやメモリなどは十分だし、HDDを使ったストレージの容量も一般的な利用では問題にならないだろう。Ultrabookに必要とされる起動時間の早さなども十分なものとなっている。
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Ultrabookには内蔵されない光学ドライブが必要な場合は、上位モデルを選択すれば外付けドライブ付属モデルも用意されるなど、店頭で迷う方にも考えられたモデル構成にもなっている。
デザイン的にも他のUltrabookに似ているわけではなく、この製品らしい個性的なものとなっており、アルミを採用した筐体の使い勝手も悪くない。最近話題のUltrabookを使ってみたいが、とりあえず低価格な製品から探す場合には真っ先に候補に挙がる製品となる。
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HP ENVY4-1000