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低価格だが良質のUltrabook HP ENVY4-1000(2ページ目)

HPが2012年6月に発表したUltrabookは2モデルあるが、そのなかでも一般的なUltrabookに該当するのがENVY4-1000。ENVY6-1000同様、サウンドやデザインにこだわるなど、他のUltrabookとは違った仕上がりになっている。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

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過不足のないインターフェース

液晶サイズは14.0型ワイドで解像度は一般的な1366×768。発色や視野角などは標準的。液晶パネルのヒンジはしっかりとしており安定しているが、片手で開けられるような絶妙なバランスにはなっているわけではない。

アイソレーションタイプのキーボードで、サイズやタッチ感はENVY6と同等。薄型の製品だが、キーボードの安定度などは悪くなく、長時間の使用でも安定して使える。

比較的大型のタッチパッドは筐体の中央に位置している。キーボードのホームポジションに手を置いている場合、右手がタッチパッドに触れてしまう。手の甲などは反応しない仕様になっているので問題はないものの、バランスがよいわけではない。
ENVY 4

ENVY4-1000のキーボード


各種インターフェースは左右にバランスよく配置されており、有線LANポートも用意され、多くの用途で不足なく利用できる。
ENVY 4

左側のインターフェース


日本メーカーのように様々なアプリがプリインストールされているわけではないが、必要なソフトは用意されている。基本的な設定ソフト以外では、ピークシフト機能なども専用ソフトで用意されている。ピークシフト機能を活用すれば、実使用時間に近いMobileMark 2007によるバッテリー駆動時間が7時間半と長いことも合わせ、節電を意識した使用方法も可能だ。

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