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100万円以下から狙える後期型アウトバックがおいしい

出し惜しみせず、ある技術はどんどん投入するスバルのおかげで、旧型とはいえ後期型なら現行型と遜色ないと思えるほど性能&機能が高い後期型アウトバック。100万円以下から探せるようになりました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

後期型でも100万円以下から探せるオールランダー

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はスバルレガシィアウトバック(旧型)を取り上げたいと思います。
スバルレガシィアウトバックundefinedフロント

写真は2006年5月のマイナーチェンジ時のもの。フロントグリルやライト周りが変更されています。また3L車の5ATにはシフトダウン後のエンジン回転数を予測し、あらかじめエンジンの回転数を上げてシフトダウンをスムーズにしてくれるダウンシフトブリッピングコントロールが備わりました


モデルチェンジのたびに大きくなる車に、うんざりしているのは、私だけではないでしょう。レガシィシリーズの場合、個人的には旧型までがいっぱいいっぱい。ま、そういう人には「大きくなったインプレッサがありますよ」なんでしょうけれど。

とはいえ旧型レガシィの、特に長距離を走っても快適なアウトバックは、大好きな一台でした。すでに登場してから9年近く経ちますから、100万円以下で十分探せます。

ただ、どうせなら私は後期型を今回オススメしたいと思うのです。ご存知の方も多いように、スバルというメーカーは、輸入車メーカーみたいに同じモデルでも随時改良を重ねていく会社です。ましてや基幹車種であるレガシィシリーズ。後期型には熟成という言葉がぴったりとはまります。
スバルレガシィアウトバックundefinedリア

フロントサスペンションの取付部の剛性アップなど、マイナーチェンジで操縦安定性や高速走行時の直進安定性を細かく向上させています。またシリーズの中でもアウトバックだけフロントダンパーの内部構造を変更し、乗り心地の向上が図られました


またいくら安いといっても、装備が古くさいのはちょっと……という人も多いはず。しかし後期型であればそういった不安も解消されやすいと思います。

では後期型の中古車はいくらくらいなのか。原稿執筆時点での修復歴なし最安値は84.8万円(2007年式/5.6万km)の3.0R。お手頃な「海へ山へと出掛けられる車」ではないでしょうか。

アウトバックの魅力を、次ページ以降でもう少し見ていきましょう。

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