ライフプランは必要に応じ変更、手元の現金を増やすことを優先

もう1人、今回クリニックを担当したファイナンシャル・プランナーの深野康彦さん
収入が危うい時代には家計はどう対応する?

収入が危うい時代には家計はどう対応する? 

は、今を「収入が危うい時代」と言います。
「収入が下がり、毎月毎月家計が赤字でも、生活費も保険も以前のままでは、やがて貯蓄が底をつきます。今の時代、絶えず家計は黒字化することが家計の大前提。だからこそ、ひとつのライフプランに固執せず、何とおりも用意し、臨機応変に変えていくといった防衛策が大事になってきます」(FP深野康彦さん)

たとえば、老後のために加入していた個人年金保険や積み立てで買っていた投資信託。しかし、減収で家計が苦しいならば、保険は解約や払済みに、投資は一時ストップすることで、絶えず預金が増える家計を目指すことが、家計防衛のつながると、深野さんはアドバイスします。
「もちろん、保険や投資で増やす発想も必要でしょう。しかし基本はやはり、元本保証の商品でコツコツ積み立て、手元の現金を増やす。いわば貯蓄の原点回帰。現金を貯めることがこういう時代、とても重要なんです」(FP深野さん)

実は今回のクリニックも、家計やライフプランの維持が困難だったり、なぜか貯蓄が増えなかったり、あるいは収入減の可能性があるなど、ここで指摘するケースに当てはまる相談者の皆さんが登場します。はたして、具体的にはどんなクリニックとなるのでしょうか……。

次ページから、さっそくマネープランクリニックを開始します!

●今回のお悩みはこの6つのご家庭!
1>貯蓄を増やすために家計にどう手を付ければいいのか
2>養育費頼みの貯蓄、教育資金が用意できるか不安です
3>夫が病気治療中。家計や老後のことが何かと心配
4>リストラの可能性もあり、老後が不安です
5>結婚して子どもも生まれたが、気が付けば貯蓄ナシ
6>住宅ローンを2本抱える。効率よく返済するには?

取材・文・撮影/清水京武 監修/深野康彦(ファイナンシャル・プランナー) イラスト/モリナガ・ヨウ デザイン/引間良基





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