第1位 1インチの大型イメージセンサで高画質
ソニー Cyber-Shot DSC-RX100
1.0型という大型イメージセンサを搭載し、かつ小型にまとめ上げられているDSC-RX100。これからの高画質コンパクト機の基準になりそうな機種だ。
DSC-RX100は1.0型(13.2 x 8.8mm)という大型のイメージセンサを搭載しており、高画質をコンセプトとしたデジタルカメラとなっています。現在、一般的なデジタルカメラに搭載されているイメージセンサは1/2.3型のものが主流で、DSC-RX100に搭載されている1.0型は面積比で約4倍の大きさとなっています。原則的にイメージセンサが大きければ大きいだけ画質は良好なものとなり、それだけにDSC-RX100は画質に期待ができるというわけです。
同じようなコンセプトの商品としてキヤノンのPowerShot G1Xが存在します。こちらに搭載されている1.5型(18.7×14mm)のほうがさらにイメージセンサは大きいのですが、製品全体のサイズも116.7×80.5×64.7mmとミラーレスデジタル一眼カメラと同等かそれ以上の大きさ。
それに比べてDSC-RX100はやや大きめではあるものの101.6×58.1×35.9mmと「コンパクトデジカメ」の範疇に収まるサイズ。特にバッグへの収まりやすさに重要となる「薄さ」が35.9mmであるのがありがたい特徴といえます。
また、画像エンジンがカスタムのものであるためか、操作のすべてにおいて高速感があり、設定変更なども素早くできます。全体においてサクサク感にあふれ、心地よく撮影が可能なのも特筆しておきたいところ。高画質とコンパクトさをうまくまとめ上げた非常に優れたデジタルカメラとなっています。
【関連サイト】
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ソニー Cyber-shot RX100