2012年上半期おすすめブルーレイレコーダーは?
昨年末から2012年前半までは、より多くのチューナーを搭載することがレコーダーの1つのトレンドでした。従来は2つのチューナーを搭載する機種がメインストリームでしたが、それが3つのチューナーを搭載するトリプルチューナー機に代わられました。そして、すべての地上波放送を録画可能なレコーダーが登場し、さらにはスカパー!HDチューナーを内蔵する機種も。搭載するチューナーで個性が生まれています。今回の記事では、2012年上半期のブルーレイレコーダーのなかで、もっともオススメな5機種をセレクトしてみました。機能、価格などを考えて、バランスのとれたもの、アイデンティティのはっきりしたもの(つまりは存在意義のあるもの)を選んでみました。よろしければ、レコーダー購入のひとつの参考にしてください。
第5位 三菱電機「DVR-BZ260」
地デジ、BS、CSのデジタルダブルチューナーに500GBのハードディスクを搭載と、現在の三菱のレコーダーのなかではローエンド的な性格のモデルですが、実用性の高いモデルです。外付けUSBハードディスクをつないでおけば、ハードディスクの空き容量が少なくなると、自動的に外付けUSBハードディスクへ録画をムーブし、内蔵ハードディスクの空き容量を作ってくれる機能を搭載。内蔵ハードディスクの容量が気にならないのがいいところです。
メインの機能としては、自動録画予約機能と効率的な視聴機能が特徴で、よりユーザーの手間をかけずにレコーダーライフを楽しめるのが魅力です。自動録画の安心型モードでは録画したことのあるドラマを自動的に録画してくれるので、ユーザーの手間がはぶけてラクチンです。
また発掘型の自動録画では、ユーザーの使用履歴から好みの番組を解析して予約録画。自分で番組表で番組を探さなくても、自動的に録画予約してくれて便利です。
第4位 シャープ「BD-W1100」
通常のブルーレイレコーダーは地デジ、BS、CSのチューナーだけを搭載しています。ダブルチューナー、トリプルチューナーでも、これらのチューナーの種類は変わらないわけですが、これに加えて「スカパー!HD」対応チューナーを搭載しているのがBD-W1100の特徴です。「スカパー!HD」対応チューナーを買ってきて接続する必要がなく、お金と手間とスペースが省けますし、使い勝手の面でも有利です。BD-W1100は地デジ、BS、CSのデジタルチューナーを2基、スカパー!HDのチューナーを1基搭載。普通のデジタルWチューナー搭載レコーダーのように地デジなどを2番組同時録画できるのに加え、スカパー!HDを1つ視聴したり、録画したりできます。
また、1TBのハードディスクを搭載しているので、容量を気にせずガンガン予約できるのも魅力的。無線LAN機能搭載で、ネットワーク接続も手軽にでき、操作性もクセがないので、ビギナーにも扱いやすいです。現在、安い店で5万円台なのでコスパも抜群です。
次ページは、おすすめレコーダーの第2位と第3位の発表です。