江戸の美意識ここにあり
ひとくちに浴衣と言ってもその種類は様々です。生地の種類、染色の種類それぞれに特徴があり、その組み合わせによって独特な色、風合いを出しています。職人の技が込められた逸品
■野口汎氏作 小紋中形の浴衣
こういった名のある職人の作品には商標登録の横に、ネームやマークが入っています。7万350円+仕立て代
左上:松煙染め小紋 6万900円/右上:奥州小紋 5万9850円/左下:紅梅小紋 5万9850円/右下:コーマ白地浴衣 2万3100円 ※すべて仕立て代は別途
■松煙染め小紋
樹脂の多い松の根を燻した松煙を膠で練り、豆汁に溶いて染めたもの。グレーの色合いが独特です。
■奥州小紋
経(たて)糸で絣(かすり)を織りだした手織紬のような独特の風合いの綿生地に引き染めで柄付けをしたもの。生地自体の織柄が立体感を出しています。
■紅梅小紋
格子状に太い糸を折り込んだ綿生地に引き染めで柄付けをしたもの。生地にシャリ感があります。
■コーマ白地浴衣
一番オーソドックスなもの。価格も一番手頃で気軽に着られます。
男モノも種類豊富に揃う
男物も種類が豊富です。着るだけでイイ男になれそうな浴衣は2万4150~6万8250円+仕立て代。本物を身に付ける感覚をぜひ味わって欲しい。歌舞伎役者にちなんだ柄にも注目です。
※仕立て代は反物や仕様によって値段が変わるので、お店にお問い合わせを