価格で? 乗り心地で?
シンガポール行き航空券の選び方
シンガポールのフラッグシップ、シンガポール航空を筆頭に、日本からの直行便は6社が運航 ©AIRBUS S.A.S.2007
シンガポール~日本間のフライトは直行便で約7時間前後。航空券の価格は時期により変動しますが、だいたい30,000~90,000円前後くらいが相場でしょうか(サーチャージ・諸税別)。
乗り心地、所要時間、価格などを吟味して、あなにとってバランスのいい航空券を選ぶために、シンガポール行きのキャリアや航空券について調べてみました。
やっぱり便利な直行便
初心者なら日系の航空会社がオススメ
2012年5月現在で、日本からシンガポールへの直行便が出ているのは、JAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)、シンガポール航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、カンタス航空などがあります。■各空港からの直行便
- 東京(成田・羽田)……シンガポール航空、JAL、ANA、ユナイテッド航空、デルタ航空
- 大阪(関空)……シンガポール航空
- 名古屋……シンガポール航空(ANAと共同運航)
- 福岡……シンガポール航空(ANAと共同運航)
JAL、ANAでもエコ割などのサービスが実施されているので確認してみてください。日本の航空会社は、問い合わせや、機内サービスを日本語で受けられるというのも大きな利点。帰りの便の機内食に日本そばがついていたりすると、ホッと緊張が解けてとても得した気分になります。海外旅行初心者には特に安心な選択かもしれませんね。
世界有数のサービスを体感
シンガポール航空は意外とお得
きめ細やかなサービスで大満足。コストパフォーマンスが高いシンガポール航空の航空券
人間工学に基づいてデザインされたというシートが心地よく、足回りも広々。機内のエンターテインメントでも140本の映画、700種以上のCDと迷ってしまうほど豊富なメニューがあるのも魅力的。乗った瞬間から、シンガポールらしさを存分に感じられるという点でも個人的にはオススメな航空会社です。……と書くと、料金も高額なイメージをもたれそうですが、こちらも1年前からサイトでの予約が可能。時期によって割引率は違ってきますが、早期予約なら手ごろな価格で利用できるので、ぜひチェックを(ちなみに2012年5月23日現在で3万円代から。諸税・サーチャージ別)。もちろんマイルポイントも貯められます。
シンガポールがグッと身近に
LCCの格安航空券をチェック
2012年3月からはマニラ経由便が増便。ますます利用しやすくなりました
LCCといえばもうひとつ、エア・アジアを利用するのもオススメ。マレーシア・クアラルンプールを経由することになりますが、マレーシア~シンガポール間のフライト本数が多く、こちらもかなり格安で便利。現在は羽田からの発着だけですが、9月からは成田や関空からもマレーシア便が就航(現在予約受付中)されますので、ますます利用しやすくなりますね。
LCCでは機内食や荷物の重さなどで、料金が加算されるのをお忘れなく。
現地滞在時間が一番長くとれるフライトは?
ずばり、シンガポール航空の羽田便を利用するのがオススメ。深夜0時30分発、チャンギ空港に朝6時20分着という便があるので、会社帰りでも、時間を無駄なく使えます。帰りの便も朝到着便がありますので、例えば金・土・日の3連休あれば、木曜日深夜発月曜朝帰りの会社から直行直帰でまるまる3日間シンガポールを満喫できます。ツアーだとどうしても3泊4日という設定が多く、3連休だけで旅行しづらいイメージがあるシンガポールですが、航空券を上手にセレクトすれば、グッと気軽に旅することができますよ。自分にとってバランスの良い条件を考慮して、満足の行く航空券選びをしてくださいね。
※各フライトの時間は2012年5月23日現在のものです。時期や状況により変更することがありますので、各航空会社にお問い合わせを