ニューヨーク/ニューヨークの観光・エンターテインメント

ニューヨーク植物園

ブロンクスにある植物園は、広大な敷地に花々が咲き乱れ、四季折々の美しさを堪能できます。ピクニックもできて、1日中遊ぶことができるので、ぜひ訪れてみては。

小松 優美

執筆者:小松 優美

ニューヨークガイド

ニューヨークの癒しスポット、ニューヨーク植物園

photo: Jason Green

年間を通じ、家族連れやカップル客で賑わう人気スポット photo: Jason Green

ブロンクスにあるニューヨーク植物園は、広大な敷地に四季折々の植物や木々が植えられた、緑の楽園。ときには都会を離れて、自然に癒されてみませんか?

植物園の魅力

photo: Larry Lederman

鮮やかに彩られたツツジの丘 photo: Larry Lederman

250エーカー、なんと代々木公園の2倍という大きさを誇る園内には、キッズガーデンやロックガーデンなど50ものガーデンを擁し、100万株の植物、3万本の木々が植えられています。丘や野原、森もあり、とにかく広いんです! さらに、科学、地理学、歴史といった観点から、「なるほど」と思わせる情報が満載で、ただ自然に触れて楽しい、だけで終わりません。

 

各シーズンの見所

photo: Michael Fusco

秋は紅葉のメッカとして有名 photo: Michael Fusco

多年草や温室展示が豊富な植物園は、通年で訪れることができるのが嬉しいですね。一方で、そのときだけの季節花や特別展は、事前にピークシーズンをチェックしてから出かけましょう。

■春……桜、芍薬、水仙、ツツジ、チューリップ、モクレンなど
色とりどりの花が咲き乱れる百花繚乱のシーズン。桜の木は200本以上あり。

■夏……バラ、睡蓮、高山植物、忘れ草(ユリ科)、ハーブなど
600種以上、4,000本ものバラが咲き誇る「ペギー・ロックフェラー・ローズガーデン」は、毎年ファンが心待ちにしている風物詩。

■秋……菊、コニファー、ススキ、紅葉
日本の園芸文化に倣った菊の展示は、秋の目玉。また、園内の森は落ち葉を踏みながら、紅色に染まった木々を鑑賞でき、ロマンティック。

■冬……針葉樹、蘭、ハーブ
冬枯れの情緒と相まって、園内の景観を楽しむのに最適な季節。温室で育てられた蘭も見事です。

ダイニング

photo: Muriel Weinerman

テラス席もあるガーデンカフェ photo: Muriel Weinerman

園内には、「ガーデンカフェ」と「レオン・レヴィ・ビジターセンターカフェ」の2つのダイニングスポットがあり、どちらもシェフのアビゲイル・キルシュによるフードを提供しています。

前者では、メニューが毎週更新され、グリルドサーモンやフライドチキンなどしっかりとしたメインを用意。植物園のカフェ、と侮れない美味しさです。後者は、サンドイッチやスープ、ペイストリーなど、簡単に食べられるフードが中心となっています。

※ピクニックエリアは、「チルドレンズ・アドベンチャーガーデン」そばの1箇所のみ。他のポイントでのピクニックは禁止されています。

<DATA>
The New York Botanical Garden
住所: 2900 Southern Boulvard, Bronx, NY
TEL: 718-817-8700
営業時間: 10:00~18:00(火~日曜)
休園日: 月曜、クリスマス、サンクスギビング・デー
入園料: 敷地内散策のみのチケット(大人10ドル)、オールガーデンパス(トラム乗車も含む、大人20ドル)
アクセス: 地下鉄B、D、4ライン「Bedford Park Blvd」駅下車後、バスBX26に乗り植物園入り口で下車。列車の場合、グランドセントラルステーションからメトロノース・ハーレム線に乗り、「Botanical Garden」駅まで20分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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